t海王星とt天王星のセミスクエア オイルショックと革命政権

最近、数霊の8という数字がずっと気になっており、様々な角度で検討をしているところなのですが、その関連でちょっと前に自分の進行図におけるp冥王星とp月のセミスクエアが、強い精神的プレッシャーを与えているのではないか、と提起してみたところです。

今年の8月から再来年の5月にかけて、経過のt海王星とt天王星が5度にわたってセミスクエアを形成するのですが、45度という8分割に関わるアスペクトの影響は、意外に強力なものがあるのではないかと感じているので、ちょっと調べてみようと思いました。

まず、前後100年位の間で関連する配置を確認してみることにしましたが、念のために対象を広げ、トランジットの天王星、海王星、冥王星がスクエアあるいはセミスクエアとなった時の配置について調べてみました。

まずはt冥王星とt天王星のスクエアに関することなのですが、この配置について2013年の福島原発事故に言及する意見が多くあったかと思います。では、この両星のセミスクエア時には何があったかということを見てみると、何とチェルノブイリ原発事故がドンピシャでヒットしていました。
また、このときの冥王星は本来のサインである蠍座にあったので、強い力を持っていたと考えられます。

<t冥王星 t天王星 セミスクエア>
1986年3月 ※1986年4月にチェルノブイリ原発事故発生
1986年7月
1987年1月
1987年9月
1987年12月

人類史上最も大きな原子力災害の一つが経過の冥王星と天王星のスクエアで起こり、また、もう一つがセミスクエアの時に起きていたとなりますと、やはりセミスクエアという配置にも強力な作用を発揮する力が秘められているということになろうかと思われます。

冥王星の影響力の発露は破壊と再生ということであり、天王星ウラヌスはウランの語源であるということで、やはり原発の破壊という事象に冥王星と天王星のスクエアとセミスクエアが結びついていたということと考えられます。

 

続いては、現在起こっている海王星と天王星のセミスクエアに話を戻します。

前回、この海王星と天王星のセミスクエアが起きたのは下の期間中に3度でした。
この配置では、石油関連と権力関連の何かが起きるのではないかと予想されますが、まず、1973年10月に第4次中東戦争が勃発したことを切っ掛けとして第一次オイルショックが起きていました。
また、1972年の12月には、北朝鮮において金日成が国家主席に選出され、現在に至る独裁国家体制が確立されることになりました。

<t海王星 t天王星 セミスクエア>
(前回)
1972年10月
1973年3月
1973年8月

(今回)
1917年8月
1917年10月
1918年6月
1918年12月
2019年5月

ちなみに、今回は海王星が本来の座である魚座にいるため、チェルノブイリの際の冥王星の時のように、強い力を発揮するかも知れません。

さて、海王星は原油を現しますので、前回もオイルショックを引き起こしましたが、今回は一体どのような影響を引き起こすのでしょうか。
ちなみに天王星は革命を表しますので、金日成は革命家として革命軍を率いて独裁体制を樹立したことと一致しています。

石油関連の何らかの動きと、北朝鮮の独裁体制に関して、今年の8月から再来年の5月に掛けて、何らかの大きな動きがある可能性が非常に高いと考えてもよいのではないかと思われます。

セミスクエアという配置については、さほどには重要視はされてきていないようですが、個人的には8関連の配置であり、非常に重要視すべき要素を持っていると感じられます。

数霊の8というのは、日本では末広がりということで好い意味に捉えられることが多いのですが、それは、日本人が素直に器に従う民族性を持っているからそのように捉えられるだけであり、本来は上のものに下のものが強制的に従わせられる、すなわち権力の発揮や横行といったことに関連が出やすい数字ではないかと感じられます。

日本人は素直に型に従いますので上から押しつけられるものに対して、軋轢やストレスが生じ難いだけなのだ、ということを踏まえて考えるべきでしょう。
8は「天の4=天界」が「地の4=この世」の雛形であり、強制的に天界の姿に地上を矯正しようというような力が働くと感じています。
人であれば、霊的次元の本源的自己の姿に、現実界の自分が合わせていくようなことが求められる数字であるというように感じられるのです。
マルセイユ版のタロットの8正義については、自分に合うものと集合しつつ、合わないものを徹底的に切り捨てる、という姿勢が強く示されていると感じます。

型に従っていればそのままどんどん拡大していくことが許され、そうでなければ強制的に矯正されるというようなイメージです。第8ハウスの支配星である冥王星の働きには、やはり8関連の強い働きがあるというようにも感じています。

 

今のところは、海王星と天王星がセミスクエアを取り始めた今年の8月くらいから、北朝鮮の動きがエスカレートしてきている点に最も注意が必要でしょう。

今回のこの配置については、もっとよく掘り下げて研究することが必要であると感じますが、今日のところは、とりあえず思いついたものを書き記すに留めておくことにしたいと思います。

個人的には海王星が表すスピリチュアルな事象に関する変革的な出来事を期待したいというように考えております。

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