師走のついたち詣り ~国の護りを祈る~

今年最後の朔参りのため、宮地嶽神社に参拝して参りました。

毎度感心いたしますのは、平日の深夜に、よくこれまで多くの方々がよく参拝に来られるものだなぁ、と言う点です。
わたしは今でこそ、勤めを辞めてしまい、今のところブラブラとしかしていなくて、はっきり言って決まった行事はこの宮地嶽神社の朔詣りだけ(^^;)、というようなことになっておりますけれども、勤めがあったらとてもではありませんが、欠かさず毎月訪れることは極めて難しいであろうように感じます。

何かしらこのお社には、人を惹きつけて止まない魅力があるのだろうと感じますけれども、御利益があるとかないとか、そういうものを超えたところにある敬神の念というものを、ご参拝される方々は皆さんお持ちなのだろうと感じられます。

さて、朝鮮半島の情勢もいよいよ本格的に危うくなって参りました。
昨日、アメリカ本土に完全に到達するミサイルの発射があったことで、最早大統領の決断云々という次元ではなく、米国民世論の圧力によって、アメリカは必ずや武力行使の実行を余儀なくされる段階へと至った、と個人的には判断しております。

また、本当に大変となるのは、北朝鮮が内部クーデターにせよ軍事衝突にせよ、何れにしても崩壊した後に、中露とアメリカとの極東における政治的均衡が一気に不安定化することと考えます。

そのような状況下で、ロシアと中国は軍事力で日本を支配下に置く機会を虎視眈々と狙い続けているという、非常に明らかな現実があり、朝鮮半島の危機が本格化するに連れて両国のそうした姿勢が露骨に垣間見られるとともに、隣国韓国は非常に忠実な形で中国に従う姿勢を取り始めています。

朝鮮半島有事とそれにひき続く第三次世界大戦は、最早、この2,3年のうちに非常に高い確率で起こり兼ねない現実であると考えるべきでしょう。

そのような状況下にありますので、先月からは神社参拝におきましては、国の護りを第一に祈念させていただくこととしており、今日の朔詣りでも、半島有事には非常に縁のある神様でもあり、懇ろに世界の平和についてご祈念をさせていただきました。

この敷島の大和の国におきましては、まず第一に「和を以て貴しと為す」という心がけが最も肝要であろうかと思われます。しかしながら、現実には話の通じる相手ばかりではないので、ここぞという時には、寄らば斬るぞ!との、毅然たる気概を大いに示せるのでなけれなりません。

さもなければ、祖先伝来の地と国民の血とを、徒に無慈悲な暴徒にいいように踏みにじらせることを許すことになり、それではこの世界でも最も長く続く王朝を築き、これまでに発展させてきた数知れない先人の数千年来の努力を無に帰することとなってしまい、決して申し訳の立つことではないものと思われます。

この2千年以上続く日本という国、そして、世界に例を見ない人類最古の王室の未来というものは、偏に我々現代日本人の手に委ねられているのだというのが紛れもない現実です。
このことは、国民一人ひとりにとっては実感が持ちがたいことであるかも知れませんけれども、やはり紛れもない事実であるには相違なく、ある意味では日本人というのは、自国を護るということに対して、世界のどこの人達よりも、非常に大きな責任を負っているのだ、ということができるのかも知れません。

何事もなければそれはそれで結構なのですけれども、何か事があった場合に守るべきものをどのように責任意識をもって守るかということにつきましては、今一度一人ひとりが真剣に考えるべきものではないか、と感じます。

 

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