2017年冬至図(12/22) 土星の山羊座イングレス

今年の冬至まで、残すところ半月ばかりとなりました。

冬至では地球の北半球において、太陽の及ぼす影響が一年でもっとも小さくなります。
太陽が主体的意志を表すものであるとすれば、主体的意志の力が最も弱まる時であることになりますけれども、要するに一年周期で考えた場合に、人間の主体的意志が更新される時期がこの冬至であるということになろうかと思います。

地上のグレゴリオ歴の正月からは約10日ほど早いのですけれども、見えない世界における本当の正月というのは、この冬至に他なりません。
このため、西洋においては太陽の復活を祝い、後にはキリスト教に習合されてクリスマスの形となりましたし、東洋においても一陽来復と言って、陰の極まりと同時に新しい陽がはじめて兆すこの時を愛でるのです。

西洋占星術では春分図を一年のスタートと考えますけれども、個人的には霊的な流れは冬至において生じ、それが物質や現象の世界に顕現し始めるのが春分点であるのではないか、と考えます。

見えない心霊的な世界を本位として生きる人にとっては、氣や霊の段階からものごとがスタートするのだと認識されているのではないかと思います。
一般的には、形に兆してきたものが重要視され、それが現実として認識されるのですけれども、スピリチュアルな視点においては、形として兆す段階においては既に物事が決しているのであって、それ以前の心の中で形成されるエネルギーの内容にこそ、本質的なすべてのものが含まれている、と認識されるのではないでしょうか。

ですからこの冬至の瞬間に、魂の世界において、どういうものが新たに生じて来るのか、ということを知ることが大切であるのではないかと常々考えております。

シュタイナーはその著「魂のこよみ」において、「聖夜の情景」と特別に副題が付された、春分から第38週目の詩文として次のような内容を記しています。

「私は 魔法を解かれたかのように 魂の胎内に 子なる霊の存在を感じる。(後略)」
※ちくま文庫「魂のこよみ」より抜粋

人間の中でもっとも高い次元にある霊が新たに生まれ来て、それを魂が受胎するのが冬至なのではないか、と個人的には考えます。
冬至図においては、社会的な物事の霊的なレベルでの新たな流れというものが表されますけれども、心霊的あるいは宇宙的な要素というものを深く意識している方々にとっては、四季図は個人においてもそれなりにリンクしてくる部分が多いものではないかと思いますし、出生図とのアスペクトを見れば、どの程度個人の流れに社会の流れがリンクしてくるかが分かるのではないかと感じます。

 

 

さて、今年の冬至図ですけれども、まずは、その前日に土星が本来の星座である山羊座にイングレスするということ、そして、冬至の瞬間において、山羊座の1度で非常にタイトに太陽と合するという点にどうしても関心が向かうことになります。

これは、国民の意識内容に強烈なインパクトを与えような出来事を引きおこすことが必至となるのではないか、と感じます。

 

山羊座1度のサビアンは次のようなものです。
(CAPRICORN 1 °): AN INDIAN CHIEF CLAIMS POWER FROM THE ASSEMBLED TRIBE.
(私訳):インディアンの酋長が種族の集まりで権力を主張する。

3室がメディアや情報関係を表すとすれば、国内の報道機関は強烈に保守的な方向に傾斜することになり、これまで、戦後に一貫して反日的立場を貫いて来たマスメディアの姿勢が、決定的に方向転換を迫られるような場面が出てくることが考えられます。

そして、冥王星が同じく山羊座で3室に入っていることから、そうした流れは強力に推し進められることになるかも知れません。

また、個人的には1室の木星が、太陽と合した土星と極めてタイトにセミスクエアを形成しているところに注目したいと思います。

山羊座の1度にいる土星というのは、これ以上ないと言うほどに本来の土星的な性質を最大限に発揮しますが、45度というのは360度の8分の一であり、8の数霊の働きが出ますので、木星に対してそのような土星が強力な強制力を発揮することになるだろう、と感じます。

木星と土星というのは、本来ペアで働くのですけれども、この配置においては、木星は完全に土星が持つ目的意識に従属させられる形で働かされることになるように感じます。

1室にいる木星とは、国の法律であったり、国民への教育ということを表すと考えれば、極端な保守的傾向を帯びた形での教育と立法が強く促されるであろうことが考えられます。
改憲論に拍車が掛かり、自衛隊が国防軍として憲法上に明記されることとなり、場合によっては交戦権の放棄にも見直しが加えられてもおかしくないように感じられます。

今日は、もうじき迎えることになる冬至図について、一番気になった点を中心に、感じたことを書いてみました。
現時点では、まだ今年の冬至図に関するネット記事が見られないので、他の方がどのように読むのかが気に掛かるところです。

個人の出生図との絡みでは、わたしの出生図では10大惑星のうち半分の5惑星が割とタイトに地のグランドトラインを形成しているのですが、冬至時点の木星はこのグランドトラインに対して比較的正確にカイトを形成します。

出生の木星と経過の木星がオポジションであり、経過の太陽と土星が出生の木星に135度のセスキコードレイトとなります。通常は重要視されないアスペクトですけれども、自覚されにくいアスペクトというのは、それだけ見えない部分、要するに心理的には強力な圧力を生じさせると考えています。
それらにつきましては、別の機会があれば、また書いてみたいと思います。

↓参考記事
http://harvest-moon.net/2017/12/17/saturn-pluto/

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