ブラッド・ムーンの影響か? NYダウはリーマンショック以降9年ぶりの下げ幅

2月2日のニューヨーク株式市場では、2008年のリーマンショック以降で最大の下げ幅を記録しました

これに関しては、1月31日に起きたブラッド・ムーンの影響として考えられる部分があるように思われます

2月1日の記事、要するに株価急落の前日のブログにおいて、ブラッド・ムーンの影響として次のように予想していたところでした

具体的にはこれまで好調であった景気動向に陰りが生じ始めるようなこともあるかも知れません

もっとも、中期的に見ていきなりバブルが崩壊するとはまったく思いませんが、心理的には既に大きなターニング・ポイントを迎えたのだという感じがします

また、2008年というのは、リーマンショックを契機とする景気の立て直し策として量的金融緩和政策(QE)が始められた年となりますが、これによって通貨供給量が段階的に大幅に増やされ、結果的に経済は少なくとも株価指数上は上昇の一途を辿ることになりました

この量的金融緩和政策というのは、貨幣を大幅に増刷してマネタリーベースを増やし、バブル崩壊によって金融機関が負った損失を政府が肩代わりして帳消しにするとともに、縮小した金融市場につぎ込んで再び拡大させるなど、かなり無理矢理の強引な形で経済の立て直しを行ったものだと理解しています

繰り返されるバブルとその崩壊は、発達しすぎた信用経済が抱える大きな内部矛盾と言える訳ですけれども、量的金融緩和政策というのは、この行き過ぎた信用経済が抱える内部矛盾はそのまま放置したまま、強引に経済拡大を持続させる強硬的な手段であったことは、誰しも感じるところではないでしょうか

そして、内部矛盾は放置されている訳ですので、何れバブルは崩壊することになりますけれども、金融緩和というハイパー・ドーピングを繰り返して膨れあがった経済の破綻が、未曾有の規模になろうこともまた、誰にでも容易に予想ができることではないかと思われます

人々はリーマンショックによる経済破綻やその後の金融緩和というドーピングによって無理矢理それが維持拡大される様を見て、潜在的には信用経済に対する不信感や懐疑心を根強く持っているものと感じられます

仮想通貨というのは、そうした時代背景に対する批判精神を持って生まれてきたものであり、わたしはこれを知性を持った貨幣という意味で思想通貨であると考えたいと思っています

これまでも通貨管理制度の下では、戦争→戦時の貨幣供給増→インフレーションという流れがあったかと思いますけれども、現状では戦時でもないのに貨幣量が大幅に増やされています

しかし、今は世界が第3次世界大戦に向けて具体的な動きを取り始めていることが明確な段階と言えますので、各国の軍事費は今後急速に拡大されることになるでしょう

現在の法定通貨は、近いうちに完全に信用を失うことになることは明らかではないかと考えます

その理由の一つは、信用経済の決定的な破綻が予想されること、二つめは膨れあがった通貨供給量が更に戦争で大幅に増やされ、ハイパーインフレとなって貨幣に対する信用が著しく損なわれることが予想されること、そして三つ目は仮想通貨のような代替的通貨が誕生しており、そちらに信用が移っていく可能性が高いこと、などいくつもあるのです

しかしながら、現段階では仮想通貨も玉石混交しており、そこへの投資もお金を得るための投機的な資金が大半ではないかと考えられます

仮想通貨というものは、政府の恣意的なコントロールによって実態経済から乖離した信用経済の不自然な維持拡大によって、より凄まじい破綻へと国民を導くことを止めさせるためにこそ存在すべきなのであり、仮想通貨はお金が要らない社会、そして経済格差が生じない社会を築くためのものでなければならないのではないかと強く感じます

加えて言えば、仮想通貨は戦争を惹き起こさない通貨、でもなければならないのではないかと考えます

投機目的で仮想通貨市場に参加するということは、お金を目当てにしながらお金が必要なくなる社会の創造に、その意図に反して協力させられている、ということになります
言わば新しい畑の肥やしとなっているに過ぎない、と言ってもいいのかも知れません
何故なら、仮想通貨が現在の法定通貨に取って代わったときには、現在までの傾向とはことなり、お金が要らない社会というものが形成されてくるのだろうと予想されるからです

仮想通貨が法定通貨に取って代わって基軸通貨となる過程においては、人々が、仮想通貨に投資するということは、金銭的価値に対してでではなく、その思想的価値に対して投資しているのだ、と明確に気づくことが必要になります

その段階を経て、仮想通貨は本当の信用を勝ち得ることになるのではないかと考えられます

 

2020年からは本格的に風の時代(思想の時代)に移りますけれども、そこではこれまでの物質至上主義に取って代わって、精神至上主義的なものが主流となってくるだろうと感じられます

価値のある思想や考えを持った人に信用が集まり、人も物もそこへ向かって移動することになるでしょう

しかし現在、中央集権的な政治行政機構によって守られている個々人の権利や資産を、次の新しい社会においてどのような社会システムによって保護していくのか、ということが非常に大きな課題としてあります

特に、外交や戦争といった問題の調整を、現在の中央集権的政府に代わってどのような形で行い得るのか、ということが考えられなければなりません

新しい社会への移行というのは、非常に面倒で厄介で莫大な労力を伴ってはじめてなされることに違いないのです

2020年以降の風の時代には、現在の社会体制の他に、ボーダーレスな思想社会国家とでも言うべきものが誕生して来なければなりません
そこにおいて、新たな形で個々人の権利の確保の仕方が検討されることが必要になってくるでしょう

日本においてはかつて邪馬台国という形の連合国家が誕生し、そのまま大和朝廷となり現在の日本に引き継がれ、連綿としてひとつの国家が継続しています

EUは失敗しましたけれども、かつての日本列島で起きたものと同じような形のものであれば、世界連合政府というものが恒久的なものとして成立する可能性があるのかも知れません

仮想通貨は中央集権機構の関与を最小限にさせる貨幣であり、それまでは国家や国境の壁で分断され勝ちな部分があった様々な分野において、ワールドワイドなネットワークの構築が急速に進展することになるでしょう

そうした流れの中で、現在の個々の国家に対する超越的な連合社会国家が、まずは思想社会国家的なものとして、自然に形成されていくことになるのではないかと感じられます

その思想社会国家は、必ずYAMATO的な性質を持ったものでなければならないと感じます

「YAMATO」というボーダーレスな思想社会国家が地上に誕生しなければならないのです

それが仮想通貨が市民権を得た後の、世界が踏むべき次のステップとなるのではないでしょうか

 

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