中国共産党に見る果てしない権力の膨張

先月上旬に、習近平氏による終身独裁体制を事実上確立する中国憲法の改正がなされました

その他にも、国内外での目に余る横暴な振る舞いの数々は、中国共産党が破滅へ向けた暴走状態にあることを示していることは、誰の目にも明らかなことでしょう

中国が最近国内外で行っていることと言いますのは、国が国民のすべてを管理する近未来に予想される国家のダークな部分を、思い切り縮図として垣間見せてくれる人類の実験場のようなものではないかと感じられます

SF映画などで描かれている近未来に漂う危うさのすべてを、世界に成り代わって人類に示してくれているのが現在の中国と言え、そういう意味ではとてつもなく有り難い価値を持った必要悪であるとも感じられるところです

わたしは中国始原図の木星こそ、中国共産党の本質的な部分が顕れていると考えてきましたが、最近の始原図を確認しますと、すでに経過の冥王星が始原図の木星に近づいて、恐らくは影響を顕著に顕しはじめたものと考えられます

この始原図の木星と経過の冥王星とは、これからの期間において次のように5回ほどもコンジャンクションを繰り返します

2019年3月7日、同年6月14日、2020年1月7日、同年9月13日、同年10月23日です

しかし、既に本日になって1度強しか離れていない状態に至りましたので、先月に習近平が終生国家主席となった瞬間においても、すでにこの配置の影響下に入っていたと考えられ、これから2020年までの期間に中国共産党の異常な権力拡張行動が継続し、果ては破綻を来すことになるものと予想しています

以前の記事からこの木星に関する記述部分を引用したいと思います

続きまして、中国の始原図において木星が表しているものは何か、ということについてですけれども、木星が宗教、教育、法律等を象徴していることから、それは中国共産党の中身そのものを表しているということが言えるのではないかと考えられます。

それは、共産主義というものが宗教に取って代わられた代替宗教のようなものであるとともに、強力なイデオロギー教育によってはじめて成り立つものであり、共産党自身が国家の法律そのものとして君臨していることを考えれば、始原図の木星が中国共産党の本質そのものを表している部分が色濃くある、ということが言えるのは当然のことではないかということです。

その木星が山羊座23度という、権力闘争に関する衝動的な意志と情熱とに満ちた度数にいるのだと個人的には感じております。

山羊座23度にある中国始原図にある木星は、非常に覇権を志向するような意味合いを持ち、田中真紀子さんがこの度数に出生太陽をお持ちであることについても以前の記事で触れたことがありましたけれども、この度数につきましてはまた別の記事の文章を引用しておきたいと思います

(CAPRICORN 23 °): A SOLDIER RECEIVING TWO AWARDS FOR BRAVERY IN COMBAT.
(私訳):戦闘での勇敢さを讃える二つの賞を受けた兵士。

土星は2020年1月に、木星は同年11月に、この度数で冥王星と合します。冥王星との合は先にのべた周期で木星と土星に起こりますが、山羊座という本来のサインにある土星が、冥王星によって遺憾なくその力の発揮を促されるということには特に注意が必要であり、山羊座における同様の配置は500年ぶりということになります。

この度数においては、社会賞賛を得るためのスタンドプレー的な行為として、正義の名において強力な権力行使などが行われると予想されます。
23は3の関連度数ですので、創造と破壊の働きが衝動的な形で出て来ます。山羊座は権力の主張を求めることからはじまるサインですので、どうしても覇権抗争的な流れが強く出てくるでしょう。
正直言って国家間の戦争の可能性は相当に高まると考えられます。

木星と冥王星の合と言いますのは、それ自体が強烈な権力志向の高まりを表すものですけれども、それが元々権力志向の強い中国共産党を代表する天体としての木星に何度も合するわけですから、木星自身が破裂して吹き飛んでしまうまで、しゃにむに権力拡張の動きがなされ続けることになるだろうと考えられます

そして、その影響は来年3月の合を待たずして、すでに発揮され始めているようである、ということに思い至りましたので取り急ぎ捕捉をしてみた次第です

世界情勢はこれから益々厳しい方向に急転していき、日本はこれまでのアメリカ頼みの国防という姿勢からの脱却を早々に迫られる事態に至ることになるのではないかと感じられます

2,3ヶ月のうちには、日本は自国を自力で守る体制を早急に整える必要に迫られる事態が招来するのではないでしょうか

国会はモリカケ問題などという下らない茶番などを続けていないで、日々混迷を究める国際情勢の中、外交や国防に関してまともな議論を行う必要があるでしょう

中国のあんなに醜悪な憲法改正には一言も触れないでおいて、独立国としての最低の権利としての国防を正当なものとしようとする自国の憲法改正に対しては議論回避のための愚策ばかり弄していて邪魔ばかりする人達に、一体我々はどれだけの税金をつぎ込まされているのかと本当に呆れるばかりです

 

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