9月10日の新月

10日の3時過ぎに乙女座の18度で新月を迎えます

新月は一ヶ月周期の心理的エネルギーのリセット・ポイントですので、惰性に流されやすい感情的な側面を心機一転させるタイミングとして活用したいところです

(VIRGO 18 °): A OUIJA BOARD.
(私訳):ウィジャボード(※降霊術で使う文字盤)

乙女座18度のサビアン・シンボルはウィジャ盤ということで、これは日本でいうとコックリさんに相当しますが、最近ではチャーリーゲームという名前のものが流行っているようです

さて、18という数霊はタロットの大アルカナでは第18番の「月」が該当しますので、そもそも深層意識や心霊的なもの、あるいは母性や女性性との関わりが強い数字になります

各サインにおいても深層意識にあるものが意識されやすくなり、不安さとも関係しますけれども、心の奥底にある願望や欲望などが湧き上がってくるようなところもあるでしょう

シンボル・イメージにあるウィジャボードというのは、見えないものに対する関心を示している訳ですけれども、わたしの解釈としては神霊的な物事への関心の多くは、見えないものを見える化したい欲求であり、人間の顕在意識の持つ合理化欲求ではないかと感じています

乙女座というのは実務や職能に関わりますので現実主義的で合理化精神の強いサインであると感じていますけれども、見えない世界の物事に対して、それを言語化するなどの形で少しでも合理化して把握したいとの欲求が示されるのがこのサインであると理解しています

深層心理世界に意識を向けていることは間違いないのですけれども、そこから現実世界において役立つ何かを引きだそうということで、軸足はあくまでも現実世界の方においている訳です

これが正反対の魚座であれば、深層心理や心霊的世界に軸足をおいており、現実的な出来事もすべて霊的・深層意識的な解釈を試みるということになるでしょう

乙女座においてはあくまでも現実生活に役立てるための資源のひとつとして見えない世界が意識されているのではないかと感じられるところです

今回の新月につきましては、やはり乙女座において起こるものですので、自己のスキルの向上などに関して、見えない世界からヒントを得られるように意識してみる、というのは如何でしょうか

現実的な努力をコツコツと積み重ねていても、なかなか思うようには向上できないものですが、この今回の新月のポイントにおいては、深層心理や心霊的な世界に意識を向けて向上のヒントを得ることを試みてみようということです

そう言えば今日は9月9日の重陽の日でしたけれども、博多の櫛田神社と住吉神社へ参拝しておみくじを引いたところでした

櫛田神社では大吉で住吉神社では末吉だったのですけれども、それぞれ次のように書いてありました

櫛田神社 → 願望:他人の助にて調ふべし
住吉神社 → 願事:他人の助けによって叶います

お分かりのようにまったく同じ事が書かれていますけれども、自分の場合はいつもこんな感じになります

これからの一ヶ月はこのオラクルを信じて、我武者羅に頑張るというよりは、ちょっと手元を緩めて、何らかのヒントがもたらされるのを待つために、心を澄ませてアンテナを張っていようかと思います

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です