タロット備忘録(20181207)

今朝引いたもの

下位の左の受動的位置にカップの3

カップの3の図柄の中段には芥子の花と実によって♡が描かれています

芥子は麻薬成分を含み、このカップの3で表される愛に陶酔的な要素が含まれていることを示しています

私としてはここで暗示されるものはというよりも純粋な喜びや感謝、というように受け取ることが多いです

芥子や大麻などは本来は宗教的儀式などにおいて、神霊との交信のために用いられていたものでしょうし、人間を清らかな神聖な状態へと導くものとしても捉えうるものかと思います

また、大麻などは日本では古来魔除けの力を持つとして神道でもよく活用されてきているものでもあります

何れにしましても、この愛は疑うことを知らない愛であり、むしろ疑うことは罪悪であると感じられるような世界観にあるものと言えるでしょう

それは、信仰の道において神を疑うことは決して許されないのと同様に、自分の抱く恋情が偽りなきものと信じて疑わないような精神状態にあるということです

宗教はアヘンだなどという皮肉に与する積もりは微塵もありませんけれども、それでも信仰の道や恋愛の最中では、人は自分自身に魔法を掛けているような状態にあるということも間違いないと言えるかも知れません(注:禅などの覚者としての覚醒を直接目指すような本物の宗教にあっては別でしょう)

それ故、世界はバラ色に包まれていると感じられたり、神の祝福を疑わない安らかな平和に充ちた世界に心が留まっているということになるでしょう

下位の能動的な右の位置には11番の「力」が示されています

ここに示される力とは、ひとつ前の10番の「運命の輪」のハンドルを回すでしょう

1から10までの展開と異なり、11から20までは人間の意識的な営み、つまり高度な精神的営みに対応していると私には感じられます

ですから、この11番で新たに生じてくる動きというものは、人間の主体的意志に基づいた明確な意識を伴ったものとして感じられます

とかく惰性に陥りたがる動物的本能心を、人間の意志的な力が支配しコントロールするのでなければならないということが、図柄の女性とライオンとによって示されているのだと感じられます

カップの3で表される喜びを、自分の行動原理として意識的かつ積極的に利用していくような生き方の方向性というものが、この下位の2枚のカードによって示されていると私には感じられます

ただ受動的に喜びや愛を感じているだけではなく、喜びを人間としての主体的な活動や行為の原動力として活用するということはどういうことでしょうか?

それは、すべての行いに際して意識的に喜びと感謝の心をもって為す、というものとして感じられます

そこでは最早、喜びは単なる受動的な感情に留まるのではなく、人生を切り拓くためのプリンシプル(根本方針・信条)として積極的に活用されていくのです

美味しい物を食べて幸せを感じようとするのは、受動的で消費的な精神態度であり、それは人間としての主体性という観点からは消極的で未成熟な行動原理に留まったものだと言えます

しかし、感謝と喜びとともに今日一日の糧をいただく、といった精神態度には、より能動的な人間の主体的意志の創造的発揮というものが感じられるのではないでしょうか

つまりは何事も感謝と喜びをもって生きる、というような前向きで明るい積極的精神態度で生きる姿勢を持つということが、これらのカードによって示されているのだと感じられます

では、そうした人としての在り方がどのような目的や未来へと結びついて行くのでしょうか

それは上位に置かれた19番「太陽」によって示されています

11番の「力」も一時停止からの再開を表しますけれども、19番の「太陽」が示すものは危機からの脱出であり、人生の再建設です

何事も感謝と喜びをもって主体的な意志を発揮して生きる生き方を意識的に習慣づけるよう努力をする先に、人生が新たに力強く発展的に開けていく可能性というものがあると、この3枚のカードによって示されているのだととわたしには感じられました

今回はこの辺まで

(↓芥子の花と実の参考図)

(カード出典)CBDマルセイユタロット by ヨアヴ・ベン・ドヴ www.cbdtarot.com

※芥子の図は著作権の消滅している旨の記載がネット上で確認されているものです

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