啓蟄 魚座16度の新月 天王星♉イングレス

本日6日の早朝に太陽は魚座の16度に進み、24節気の「啓蟄」となります

そして、翌7日に入ってすぐに、この魚座16度において太陽と月が重なり新月を迎えます

今回は、これに加えまして天王星が昨年5月に一度牡牛座にイングレスした後、逆行により11月には牡羊座に戻りましたが、6日の夕刻に最終的な牡牛座イングレスを果たします

天王星は大体7年毎に新しいサインにイングレスして、ほぼ7年毎の社会変革を司るのではないかと考えられます

今回の牡牛座へのイングレスによって、貨幣の形態の変化や土地の所有形態などに関する社会変革が次第に顕著になるのではないかと感じられ、電子通貨や仮想通貨が主要な決済手段となる方向性に革新的な進捗があったり、土地所有と言うことに関しては、前回の天王星in♉が第二次世界大戦の時期と符合していることから、戦争による各国領土の変化なども予想されるところではないかと感じているところです

そして、この牡牛座に最終的なイングレスを果たす天王星は魚座16度で新月を迎える太陽とオーブ無しのセミスクエアを形成するということになる訳であり、本格的な天王星牡牛座時代の幕開けとこの新月とは、緊密にリンクすることになる可能性が高いのではないかと感じられます

45度のアスペクトは360度を8分割する「8」の数霊と相関するものであり、8というのは、要するに全体であり完成・成就という象意を持ちますが、完成・成就に至るための取捨選択ということが、極めて重要なキーワードとなってきます

たとえば、タロットの大アルカナにおきましても、第8番の「正義」は完全無欠なる状態を表しますけれども、左手には選別を行うための物事を精密に推しはかる秤が、そして右手には自分にそぐわない不要なものを切り捨てるための剣を持っています

物事を完成させていくプロセスとは、自分に合った優れたものを貪欲に吸収しながら、不要なものの一切を削ぎ落として排除することによってはじめて成し遂げていくことができるというものであるということです

ということは、牡牛座に最終的なイングレスを果たし、本格的に牡牛座的な社会変革の働きを発揮しようとする天王星が、今回の新月となる太陽と月に対して、厳しい駄目だしをしてくるようことがひとつ予想されますけれども、それは完璧な未来の社会創造のために、シビアな視点でどのような未来像を選択するのかを迫るということであり、そうやって未来のビジョンを適切に定めることが、より完全性の高い社会の構築に関して必要なのだ、ということになります

さて、昨年10月より各サインの16度において連続して7回起こる新月の6回目となる今回の新月の意味について考えてみましょう

(PISCES 16 °): IN THE QUIET OF HIS STUDY A CREATIVE INDIVIDUAL EXPERIENCES A FLOW OF INSPIRATION.
(私訳):クリエイティブな人が探求の静けさの中でインスピレーションのほのめきを体験する。

創造的な人が静けさの中で何かを探し求め、そして霊感を得た瞬間というものが示されています

魚座というのは霊という集合的な状態を志向しているという点においては没個性的で、あらゆる自己主張を放棄することによって、かえって人間の本源的な普遍性をもった精神の純然たる煌めきへと回帰しようとします

各サインの16度というのはサインの折り返しポイントであり一種の反省が促されて大きな気づきを得るというポイントであると考えられます

魚座においては、個というものが死にゆく過程であるとともに、新たに再生しゆくためのターニングポイントでもあり、物質や肉体レベルでの誕生を現す次の牡羊座に先立って、この魚座においては霊的なレベルでの再生というものがあるのだと感じられます

そして、この魚座の16度においては、新たな”我”というものの霊的なレベルにおける自覚が霊感として意識されるのだと感じられます

しかし、それはまだ微かなほのめきに過ぎず、実際の行動と直ちに結びつくようなものではなく、極めて内的な深いものであり

その深さ故に、それは生きることに対する本質的な意義と直結しているものでしょう

これにセミスクエアをする天王星の位置は牡牛座のはじまりの度数にあります

(TAURUS 1 °): A CLEAR MOUNTAIN STREAM.
(私訳):渓谷の清らかな流れ。

牡牛座は物質や肉体と言った五感により確かめられるこの世的な世界の素晴らしさを賛美します

そこには人為的な手が施されない、ありのままの自然的な存在すべてに対する美意識というものがあります

ネガティブな意味合いの少ない物質主義的な生き方とでもいうものがそこにあり、それは言い換えれば足を地に着けた大地に根ざした生き方とも呼べるものかも知れません

ここで、物事の極めて物質的なあり方に軸足を据えた天王星が、極めて霊的なあり方を志向する魚座に対してセミスクエアを取る、ということは

人間の霊的な本質に根ざした生き方が、物質的な世界における諸制約のもとに実現されなければならない

つまりは、人間が真に霊的な存在としての生を全うしうるような生き方というものが、社会的制度なり経済システムというものによってサポートされ保障されるのでなければならない、ということが極めて強い形で命じられているのだということになるのではないかと感じられます

日本におきましては、後二ヶ月も経ずに御代代わりによる再生を控えています

天皇が国民の統合の象徴であるということは、それが精神的な拠り所となっており、日本の長い歴史を考える時、それは顕在意識ではなく、日本人の深い深層心理において潜在的な影響力を強く有しているのではないかと感じられます

新しい御代において新しい方向性というものが自然とこの国に顕在していくことになるのでしょうけれども、今回の新月は、魚座というものが基本的に浄化と蘇りというものを司っているということを考えれば、日本人にとってこのタイミングで迎える新月は、本格的なイングレスを果たす天王星と緊密な働きを持ちながら、日本人の心の深部に強い浄化と蘇りの影響力を発揮し、新しい時代に向けた種を植え付けるものとなるのではないかと感じます

「啓蟄」というのも、生き物が春に向けてはじめて地上に這い出して姿を見せる時期であり、象意的にはサインの象意とも相通じたものであると感じられるところです

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