2020年6月21日 夏至と日食

暫くブログを休んでおり、当初は書くつもりでいたいくつかの記事の掲載も見送っておりました

自身の体調の影響などもあるのですけれども、コロナ禍による混乱によって人々が精神的にかなり不安定になっており、将来予測などに対しても過度に敏感になっている側面が感じられ、そうした世間の不安勝ちな雰囲気による影響に巻き込まれたくなかったということもあります

掲載する予定であった記事はこれまでの予測に関する経過の観察や捕捉でしたけれども、何れにしても過去からの見通しは変わっていません

いよいよ来週には夏至と日食が訪れますけれども、この日食もまた以前から非常に警戒が必要と考えていたものであり、以前も書きましたように今年年末のグレートコンジャンクションとは極めて密接な相関性を持ったものになります

来週21日の午前6時半過ぎに夏至となり、その9時間ほど後に夏至点である蟹座1度において日食となる新月を迎えますけれども、まずは夏至図の方で気になるところがないかを確認してみます

夏至図

夏至図に先立って春分図についてもおさらいが必要となりますので、ちょっと長くなりますけれども下に引用しておきます

この春分という極めて重要なタイミングにおいて、中国は木星回帰を迎えるとともに、かつてから個人的には中国共産党そのものを表すと考えている中国始原図の木星の位置において経過の木星と火星が合となっています

ここで何よりも注目したいのは、経過火星の度数が、度数のみならず分単位でも、中国始原図の木星のある度数である山羊座23度35分にあるという点です

日本でもっともメジャーな占星術ソフトであるスターゲイザーの計算におきましても、こちらは分表示ではなく10進法表示ですけれども、始原図の木星と春分図における火星の度数は、共に22.59度となっており、完全なるオーブ0度の合となります

春分という極めて重要なタイミングにおいて、木星が回帰する中で火星による極めて的確なストライクを受けるということは、春分以降の中国の動向に関して、極めて重大な何かを引き起こす可能性を濃厚に物語っているところであり

加えて今年1月13日に、この山羊座23度上で起きた冥王星と土星の合が引き起こした結果を踏まえますと、そこに更に重ねて強烈な刺激が中国を中心として世界に与えられることになるのではないかと、誰しもが予想するところではないでしょうか

では、春分図における木星と火星の合をどのように捉えるべきか、ということがまず第1に考えられなければならない課題となります

わたしは中国始原図の木星を中国共産党の中身そのものを表すものとして捉えていましたので、そうしますと最も短絡的に考えれば中国人民解放軍を表すものとして考えられます

そして、北京を経過地とした中国の春分図において、この合した木星と火星は第7ハウスに位置しますので、これを素直に読めば、中国人民解放軍による他国への侵略行為、もしくは他国との交戦があるというように読み取れるところです

しかし、春分図自体は世界的に共有されているものであり、各国でその位置するハウスが異なってくるのに過ぎませんので、中国以外の国におけるこの木星と火星のタイトな合についても考えてみなければなりません

その場合には、木星は善意や良識、国際的な物事を表すことから国際連合軍や自由主義国の多国籍軍というように解釈することが可能ではないかと感じるところです

もちろんこれらは解釈の一つの可能性を示しているのに過ぎません

しかし、社会的状況が混乱すればするほどに、軍事的な危機の可能性は高まるのであり、まずはコロナ禍に端を発する世界恐慌の責任論が今後世界でどのように展開していくのかに注目をしなければならないでしょう

昨年末の日食に対して強力にコミットした魚座にある海王星は、現在、非常にネガティブな側面での猛威をふるっているように見えるところですけれども、中国の春分図においては、スターゲイザーの計算によればMcが魚座19.00度で海王星が18.84度となり、0.16度差というタイトさでそれらは合となる点にも注意が必要です

社会や国家などを扱うマンデン占星術におけるMcは政府そのものを表すということのようですので、海王星のネガティブな働きによって中国共産党が解体される可能性があるというように読むこともできるでしょう

(参照:「2020年3月20日 春分 ~中国に放たれる第2の矢(続き)~」

夏至図は春分図において予想された一年の流れを踏まえて読むことが必要となりますので、特に春分図において山羊座23度において合していた木星と火星の配置を中心に確認してみます

春分図において合していた木星と火星は夏至図においては山羊座の26度と魚座の26度というようにタイトな60度のセクスタイルのアスペクトで関係性が保たれています

それに加えまして月もやはり双子座の26度にあり、木星に対して150度のインコンジャクト、火星に対しては90度のスクエアと、双方ともほとんどオーブのないタイトなアスペクトとなって緊密な三角形を形成しています

木星は軍事を表す火星に対しては積極的に膨張的エネルギーを与えるように見えますし、月の表す民衆にとってそれは基本的に受け入れがたいもの(木星に対するインコンジャクトの関係性)であるとともに、火星も月に対してスクエアの緊張的・抑圧的な配置となりますが、これらが緊密な三角形によってがっしりと結びつけられています

しかしながら26度というのは6という調和的な数霊に関係しており、サビアンシンボルにおいて各サインの26度というのは祝福的な内容をイメージさせるものが多くあると感じられ、今回関係する三つのサインの26度のサビアンシンボルも次のようにどちらかと言えば美しい情景のものです

木星:山羊座26度「滝の水しぶきが作る虹の中で踊っている精霊」
火星:魚 座26度「日暮れに現れた非常に細い三日月を見ながら、それぞれがまた他の目標に向かうべき時が来たと気づくそれぞれの人々」
月 :双子座26度「冬空に映える樹氷の林」

同じく6の数霊と関係するタロットカードの第16番「神の家・(塔)」においては、伝統的なマルセイユ版の解釈では「祝福」を意味しますけれども、より一般化されているウエイト版においては「破滅」を意味するものというようにまったく正反対の解釈がなされます

これは一見災いと見て取れる出来事が、よりマクロな視点からはむしろ幸福への道が開かれた状況として見て取ることができるというような事と関係しています

何れにしましても、そこには避けがたい運命的な強い力が作用している、というように言いえるのではないかと感じられます

日食

日食においては通常の新月における浄化の作用が何倍にも何十倍にも強められて発揮されますけれども、浄化というのは悪い物がそれが一体化している本体から引きはがされて取り除かれるということであり、人間で言えば病気によって毒素が排出されたり身体の歪みが正されるようなことになります

コロナ禍などの災いも、世の中を大きく混乱させはするものの、それを契機にしてより優れた社会への進化を促しているという側面があります

コロナ禍がひどかった米国において人種差別に対する激しい反応があり、ヨーロッパなどにも波及したことを訝しく感じる方もいらっしゃるかと思いますけれども、人類の意識はコロナ禍という非日常体験によって刺激を受け、やや開かれた状態にあるということがあるのだというように感じられます

機械的・盲目的に流れていくことが可能な日常に亀裂が入ったことにより危機意識が芽生え、自分たち自らが直接的に物事を感じ、そして考え、行動しなければならない、という意識が強まっており、社会の何かが変わるべきだという集合意識が働いていることの現れの一端であるのではないかと感じています

半年前の昨年暮れの日食以降に既に様々な激しいことが起こりましたけれども、この日食によって更に大きな混乱が招かれるのか、それとも既にある程度清められているので穏当な流れとなるのかということですけれども、個人的には後者を願いつつも前者を予想しているという感じです

この日食は夏至点である蟹座1度において起こるという点と、この年末にグレートコンジャンクションが起きる水瓶座1度に土星が位置してタイトに150度のインコンジャクトを形成しているという点において、極めて強力な影響力を発揮するものと予想しています

少し話は逸れますけれども、日本においては昨年の7月3日に蟹座11度で生じた皆既日食の翌日が公示日となって参議院選挙があり、結果的にはポピュリズムと評される政党の躍進、台頭が目立つ結果となりましたけれども、今年は都知事選が今回の日食に先立つ3日前に公示されることとなっています

既存の政党政治の在り方に対する不信感は近年徐々に強まってきているところですけれども、コロナ禍を契機として民衆の既存政党政治の在り方への不信感は決定的なものとなったのではないかと感じているところであり、今回の都知事選は日本人全体の未来を左右する極めて重要なものになる可能性があると感じられ、昨年の日食に関連した参議院選挙で生じた流れがさらに加速するのではないかと予想しているところです

今日はそのことについて深く語る積もりはありませんけれども、今回の日食とも関連する部分がありますので気になる方は次の過去記事をご確認ください→(「蟹座とポピュリズム~参院選挙結果と来年の重大な天体イベントとの関連性」

さて、今回の日食に関しましては、夏至点でそれが起こるという点で極めて特別な意味があり、それについて考えて見たいと思います

夏至点で始まる蟹座というのは、日本においては梅雨の時期に相当して大規模な水害が起こりやすい季節となります

社会の動向を読もうとする場合には、蟹座の性質を考えるというより季節性との相関を考えるということもとても有効な手段ではないかと感じているところです

水害というのは自然の更新作用を促進しますけれども、森林の世代交代を進めて森を活気づかせたり、洪水による氾濫によって大地を肥沃化させるなど、結果的には生命力を蘇らせる働きをします

こうした働きは日本では水神の働きと結びつけられることが多く、禊ぎ祓いの最大の霊力を持つ大祓祝詞にのみ登場する瀬織津姫はその代表格であり、この神は自然の禊ぎ祓いという浄化力の象徴です

福岡県の糸島市にある櫻井神社では、江戸時代に大豪雨の中、雷光一閃の内に岩戸神窟が開けた(古墳の岩戸が開いたと言うこと)という言い伝えがあり、それは旧暦六月のはじめ、要するに現在の七月のはじめ頃とされているのですけれども、主宰神である輿止妃大明神は、神直日神・大直日神・八十枉津日神という祓戸の神として祭られており、本居宣長は枉津日神を瀬織津姫と同神としています

夏至と言えば太陽が一年のうち最も陽となるポイントである訳ですけれども、地上的・肉体的な成長力・行動力がが最も旺盛となる中でこそ、様々な禍事・罪・穢れというものも生じて来ることになりますので、それを浄化する働きの必要性も出て来るということになります

自然の摂理においては、災害というのはそれがリカバリーされるのに十分なエネルギーが供給されている状況下において訪れると感じています

人間の病気なども、身体というのは発病のタイミングを厳密にはかっており、自らがそれを治癒してより壮健な心身を再建できる条件下において発病すると感じています

あまりにも自然からかけ離れた状態にある場合にはその限りではありませんけれども、わたしは自然の摂理から言えば災害というものは必ずそれがリカバリー可能な状態において起こるものだと基本的には考えています

ですから夏至点において日食が起こるということは、ただならない浄化の力が発揮されるということではあるものの、その結果としてどのような災害や人災が引き起こされたとしても、それは人類の進歩と成長を促す天の愛に他ならないと考えるべきでしょう

インコンジャクトの土星

続いては、この日食となる新月に対して、年末にグレートコンジャンクションが生じる水瓶座1度において150度のインコンジャクトの位置取りをする土星について考えて見なければなりません

インコンジャクトには互いに相容れない関係性ということと共に、その相容れないものを強引に従わせていくような働きがあります

このインコンジャクトの関係性というのは非常に強固なものでありながら、それは親和的なものでも敵対的なものでもなく、成らないものを無理矢理にでも成らせようとするような力が働きます

一般的にはこれを訓練的という言い方をしますけれども、訓練的というよりは調教的と表現した方が的確であるように感じています

土星はこの水瓶座1度において半年後に木星と合するのですけれども、要するに夏至点において生じる日食がもたらす強大な浄化作用が、水瓶座1度で始まる風の時代の扉を強引にこじ開けさせるように土星によって仕向けられるのだ、ということができ、次の新しい時代の岩戸が開くということになるのかも知れません

最後に

さて、この日食を契機に世の中のどの辺に注意して観察する必要があるかということですけれども、日本においてはまず都知事選の成り行きを見守ることが大切と感じられ、個人的には昨年の参議院選挙の結果を上回るインパクトの強い結果がもたらされ、次の風の時代につながる変革が期待されます

続いてはやはり中国関連になりますけれども、世界がコロナ禍にある中、中国共産党は世界に対して軍事的威圧を強めたことは周知のとおりですけれども、それらの軍事的威圧は従来のようなちょっかいや火遊びといったレベルではなく、意図的に交戦状態を偶発させる目的のものへとエスカレートしています

要するに日本を含めてどこと交戦状態になってもそれを契機に他国の領土をじわじわと奪いながらやがては世界の覇権を握れると完全に中国共産党は踏んでいると考えられます

現在の中国共産党の在り方というのは、二年半前にこのブログにおいて「中国共産党は暴走の末に自滅するようなパターンに陥る」と予想した通りの方向に益々向かっているように感じられるところです

三つ目は経済の動向ですけれども、コロナショックで大きく下落した金融市場は急速に値を戻してきており、米国雇用統計も意外なほどの経済状況の好結果を示していたりなど意外な経過を辿っているところです

しかしながら、額面上の株価が戻ったとしても、ドルがじゃぶじゃぶに市場に供給されている状況にあることから考えれば実質的にはその価値は大きく下がっている訳ですし、新興国を中心に危機的に経済が痛んでしまっている国々もあることを考えれば、何事もなかったように世界経済がこれまでと同じように再び回り続けるということにはならないのではないかと感じられるところです

何れにしても法定通貨の価値の失墜はどこかの時点では起きてくるのではないでしょうか

今回は以上となります いつも拝読ありがとうございます

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