安倍首相の辞意表明について

今日はちょっと時事的な話題に触れてみます

体調が整わないのであまり本格的なところまで深く調べる積もりはないのですけれども、最近になってずっと来月の安倍首相のソーラーリターン図を確認しておきたいなと思っていた矢先の辞任発表でした

わたしはちょうど一年位前の8月15日に「放送法でNHKの放送を受信できる受信設備を設置した人は、NHKと受信契約を結ぶ義務があることを定めており、受信契約を結んだ人は、受信料を支払う義務がある」旨の閣議決定が出た辺りからは、安倍政権を見限って支持しないことにしていました

安倍首相は非常に評価できる部分が多い方でしたけれども、その時期あたりからは求心力が低下する一方となり、功罪の罪的な部分が目立つようになって、最終的にはすべての功績がチャラになってしまうような格好となるのではないか、とその時に感じていました

ですので、正直言ってここまで政権の寿命が伸びたことにはむしろ意外の感があり、コロナ禍に対する対応ぶりからは、危機への対応力という点では明らかに適性がないと感じられていたところですので、更に混迷が続いている世の中にあって、この時期の退陣はやむなしという受け止め方をしているところです

憲政史上最長の政権となりましたけれども、仕事の量としては最も仕事をした首相であったと言えるとの印象ですけれども、質的な部分においては後世の歴史的評価としてはさほど際立った功績があったとは評価されないだろうとの印象で受け止めています

それにしましても、非常に長きにわたって重責を担われてきたことには敬意を表し、お疲れ様でしたと言いたく思います

安倍首相の出生データは1954年9月21日の午前2時25分の東京生まれであると一般的にされているようですけれども、出生時間についてはその真偽は一応疑ってみる必要があるところです

しかしながら、水のサインが多いという政治家に不可欠な特性に加えて、非常に人気の高い首相であったことから蟹座の月は納得できるものであり、1室冥王星は生まれながらに権力の座につくことを運命づけられている生い立ちを考えるとしっくり来るものと感じられ、わたしとしてはかなり信憑性が高いものとして感じられているところです

ちなみに政治家には、水の要素による共感・同調能力と冥王星の権力志向的要素が不可欠的要素としてあるのではないかと個人的には感じているところです

ということで、上の出生図を信頼することとしまして、首相の出処進退について考えてみたいのですけれども、わたしのこれまでの経験におきましては、個人の出処進退には進行図の太陽と月の在り方が非常に強く関わるとの印象がありますので、まずは進行図から見ていきます

上の進行図は出生図の作成機能から擬似的に伝統的な一日一年法での進行図を作成してみたものでありますけれども、安倍首相の進行図においては、先月の7月4日頃に射手座の3度にて新月を迎えていることが分かります

進行図におきまして、2017年の10月末頃に進行太陽が射手座にイングレスし、今年の4月中旬頃に進行月も続いて射手座にイングレスし、先月の初旬に進行の新月を迎えた、ということになります

今回の辞任は本人の個人的な都合によるものですので、このように進行図において新月となったことの影響が非常に強く及んでいるものと考えて間違いはないでしょう

進行図の新月は非常に大きな人生上の節目を形成する場合が多くあると感じられています

もうひとつは来月に迎えるソーラーリターンですけれども、わたしは何故か最近首相の今年迎えるソーラーリターン図がずっと気になっていながら見れなかったのですけれども、すでにそのタイミングまで一ヶ月を切っている現在におきましては、その影響が色濃く出始めていてもおかしくない時期を迎えていると考えています

この太陽回帰図におきましては、太陽と火星との非常にタイトな150度のインコンジャンクトに目が行きますのと同時に、月もまた火星とオーブ2度以内でのオポジションとなっています

また、6室に土星があるという点で既に健康へのネガティブな影響が考えられますけれども、その土星がオーブ的には4度以内と決してタイトではないものの、火星と月とT字スクエアを形成しているとみなすことができる配置となっております

回帰図の太陽と月の火星に対する配置は、自分の本来的な在り方を示す太陽と月がそれを実現する力を示す火星との間で大きなすれ違いや衝突が感じられており、すべてを放棄したい衝動に捕らわれても仕方のないような配置とも見て取れますし、6室の土星を頂点とするT字スクエアは、それが肯定的に機能した場合には月の持つ感受性を火星が表現することを可能とする配置でもある月と火星のオポジションに対して、健康面での障害によって大きな支障を来す可能性というものを示唆している、というように読めます

安倍首相がもし、来年まである任期を無理をして全うしようとするのであれば、これらの天体の配置から更に酷い状況がご本人にもたらされる可能性があることを示していると感じられるところです

ちなみに回帰図の火星は牡羊座28度のサビアンシンボルは次のようなものです

(ARIES 28 °): A LARGE AUDIENCE CONFRONTS THE PERFORMER WHO DISAPPOINTED ITS EXPECTATIONS.
(私訳):大勢の観客が期待外れだったパフォーマーを罵倒する

安倍首相の出生太陽も乙女座の28度ですけれども、28度は個人的にはそのサインらしさがもっとも完全な強い形で発揮されるとともに、その反面としてどうしてもやり過ぎてしまう傾向をも持っている度数というように感じられています

そのため、肯定的に評価される面とネガティブに評価される面という、非常に両極的な評価が周囲からなされるということがあり、この回帰図におきましては、安倍首相の言動に対して非常にネガティブなリアクションが周囲からなされる可能性があるというようにも感じられますので、早めに辞任されることは賢明かと感じられるところです

 

以上、非常に簡単に目についたところだけを見てみたところです

もっと早めに観て記事にする積もりだったのですけれども、今となっては事後的な後付け的解釈とみなされても仕方ない面もありますけれども、おそらく事前に読んでいてもほぼ同様な見方をしていただろうと思います

それくらい他に解釈する余地のないほど、進行図と回帰図とは安倍首相の進退について明確に物語っていると感じられますけれども、皆さんはどのように感じられたでしょうか

ちなみに進行図の新月は射手座の3度であり、サビアンシンボルは次のようなものです

(SAGITTARIUS 3 °): TWO MEN PLAYING CHESS.
(私訳):チェスをする二人の男

わたしはこの度数における新月を、重責を辞した上で自分の政治信条に基づいて検討すべき重要な政策課題に対して、専門的に集中してアプローチしたい、ということを意味すると解釈します

おそらく憲法の改正や皇室の在り方などに関する政治課題ではないでしょうか

現在65歳と政治家としてはまだまだお若い年齢ですので、政治家としての今後に大きく期待できる余地があるところであり、安倍首相におかれましては、回帰図の6室には木星も入室していることから、是非とも療養に努められることで見事に健康を回復されることを祈念したいと思います

以上、参考になりましたら幸いです

安倍首相の辞意表明について” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です