秋分から冬至にかけての今年の流れ

はじめに

今年6月21日の夏至と日食との影響の可能性は、後3週間くらいは残っているものと考えており、3月20日の春分図で懸念された中国と自由主義国との軍事的衝突の危険性が、夏至図において加速される可能性が示唆されていましたけれども、事態は確かに夏至を契機に深刻度合いを一層深めながら現在に至っていると感じられます

日食の影響に関しましては、強力な浄化の力が水害の形で発揮されることが懸念されていましたけれども、かなり以前からYouTube等でその変形と決壊の可能性とが取り沙汰されていた中国の三峡ダムについて、ずっと心配をしながら日々の雨雲の動向などを注視していましたけれども、決壊はともかくとして、大洪水の可能性は未だにニュースでも取り上げられていて予断を許さない状況が続いているようです

このダムの決壊が実際におこれば、中国では億単位の被害者が出るとともに、日本沿岸にも未曾有の量のゴミが押し寄せて、海洋環境の深刻な破壊や港湾施設の使用に長期的に支障が生じて海運業などにも大きな影響がでるものと考えられますので決して起こらないで欲しいものです

米国ではトランプ大統領の次選挙での劣勢が伝えられる中、日本の安倍総理が突然の辞任を表明するなど、不安定化を募らせる世界情勢に更なる不安定要素が加わってきており、本格的な激動の時期が近づいてきているようにも感じられるところです

中国と自由主義国との対立は不可逆的なものと考えられる一方で、実際の衝突までにはまだ至っていないところであり、今後どのように事態が展開するのかが気に懸かるところです

秋分図

約3週間後に迎える秋分図におきましては、月に対する天王星の150度のインコンジャンクトと土星の45度のセミスクエアにつきまして、それぞれオーブ1度未満というタイトさであるので個人的には最も気になる部分となります

今年に入ってから地球規模での大きな混乱が続いているにも関わらず、意識の変革の必要性を感じているのはまだごく一部の人々に留まっているように感じられている中で、この秋分図の月の状態は意識変革が促されていることに半ば強制的に気づかされるようなイメージを個人的には感じるところです

11度というのは1の数霊に関連しますので、何かに目覚め、新たに進んで行くことの自覚を強く持つようなイメージがあり、月の位置する射手座の11度のサビアンシンボルは「古代の神殿の左側で、灯りが人の形に似た容れ物の中で燃えている」ということで、人類の叡智的存在たらんとする射手座の志のようなものを個人的には感じるところです

また、オーブの許容度を2度までとすると土星が火星と水星とにそれぞれスクエアとなり、火星と水星については許容度数を3度までとしますと、土星を頂点にT字スクエアが形成される点についても気になるところでしょうか

意味合いとして考えやすいのは、水星が海の行き来である航路を表すものと考えれば、南シナ海の航行が妨げられることに触発されて何らかの軍事行動が展開されることでしょうか

中国始原図関係

中国始原図の木星が中国共産党を表すという個人的見解のもとに3年前から始原図の木星に対する経過の木星、土星、冥王星の合に注目し、この2020年に中国を中心に起きるであろう出来事を予見していたところですけれども、この始原図の木星に対しまして、経過の冥王星は2019年3月に最初の合を迎えましたけれども、最後の5度目の合を今年の10月25日に迎えます

また、始原図の木星回帰を表す経過木星との合につきましても、今年の春分辺りに最初の合を迎えた後、今年の11月11日に最終的な3度目の合を迎えることになります

逆行のため合を複数回形成する場合には、その最後の合に際して影響が最大に発揮されることになりますので、今年中国を中心に生じて来た流れがこの辺りの時期により先鋭化する可能性が強いことが気になるところです

わたしの個人的なイメージとしましては、一旦事が起きれば、中国はただちに内部から崩壊をはじめ、最悪の事態は比較的短期のうちに収束するようなイメージを持っていたところですけれども、どうなるものでしょうか

ちなみに年が明けて2021年になりますと、1月中に中国始原図の月に対して経過の木星と土星が合となり、始原図のAscに対しても1月中に経過木星が、2月上旬に経過土星が合となることになりますので、個人的にはその頃には既に中国の体制が改まり始めているような印象を持つところです

何れにしましても人間の主体的な意志も関わる事柄ですので、事態は長期化しながらグズグズと燻るようなこともあり得なくはないのでしょう

冬至図

今年の冬至は、翌日に入ってほどなく迎えるグレートコンジャンクションのおよそ8時間前となります

見るからにすごい雰囲気の冬至図ですけれども、太陽と水星が山羊座1度でタイトに合して、水瓶座1度でこちらもタイト合する木星と土星と緊密なセミセクスタイルを形成します

この配置というのは、如何にも地の時代から風の時代への移行の流れというものを暗示しているように感じられて大変興味深いものです

この冬至図におきましてはもう一つ、山羊座24度の冥王星が牡羊座24度の火星とタイトにスクエアとなるのに加え、魚座24度の月に対してもタイトなセクスタイルとなり、火星と月もセミセクスタイルというように、それぞれオーブ1度未満で緊密な関係性を持つことが特徴としてあります

冥王星と火星のタイトなスクエアと言いますのは、一般的には強烈な軍事力の暴発があるというように考えられますけれど、民衆や民主主義の象徴としての月の関与の仕方がソフトなものであることを考慮しますと、むしろ圧倒的な力で何かが制圧されることを暗示しているように感じられるところです

サビアンシンボル的に言いましても、24度というのは4の数霊に関するものですので、攻撃よりは防衛的な意味合いが強いものですので、制圧的、抑止的な形で事態を収拾するために軍事力が行使されるというイメージの方が相応しいでしょう

冥王星 山羊座24度:「修道院に入る一人の女」
火 星 牡羊座24度:「開け放たれた窓から吹き込んだ風によって豊かに円錐形に広がったカーテン」
月  魚 座24度:「大海の孤島で人々が相互に密に触れ合いながら暮らしている」

修道院の中、部屋の中、孤島の上など、やはり4の数霊と関連した狭い閉所的なイメージとの相関が窺われますけれども、それは一方では強力に守られていて安心感が持てる場所ということでもあるでしょう

狭い空間というのは内なる世界の象徴でもあるものかも知れず、何れのイメージにおいても叡智的なものの関与というものも個人的には感じられるところです

月の位置する魚座24度は、2022年の4月に経過の海王星と木星とが合するポイントでもあり、狭い地球の上で人類が夢を共有すること、これから起こるかも知れない大きなごたごたを通じて結果的には人類が一つに纏まっていくこと、というような可能性も感じられるところです

 

何れにしましても、四季図においてこれほどまでに1度未満のタイトなアスペクトが7天体にも及んで多く形成されることも珍しいのではないかと感じられるところであり、その影響力が強力に発揮される可能性が示唆されていると感じられるところです

 

以上、非常に簡単にではありますけれども、現時点において今年の流れの再確認をしてみたところです

ご参考になりましたら幸いです

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