芦田愛菜さんのホロスコープ ~信じる力・蟹座の共感力~

子役時代から国民的人気を博している芦田愛菜さんですけれども、現在では16歳となり、昨年の天皇陛下の即位に際しての祝辞をはじめとして、つい最近の「信じること」についてのコメントなどにおきまして、その年齢にそぐわない人としての成熟ぶりに世間の注目が集まっているところです

2004年の6月23日に兵庫県西宮市でお生まれということですけれども、出生時間は不明ということで、分かる範囲で簡単に見てみたいと思います

蟹座への天体集合

この方の出生図の一番の特徴は、やはり蟹座に太陽、水星、火星という3つのパーソナル天体と土星の都合4天体があるところです

蟹座といいますと、日本的な共感力の強さを表しますけれども、そのはじめの方の度数にこの方の本質的なエネルギーとしての太陽がある他、認識力や理解力を司る水星、そして対外的に物事を表現していく場合に働く火星があります

これらのことから、この方はまったく蟹座的な共感的世界に生きており、蟹座的なものの考え方をし、対外的な言動においても他者の共感に強く訴えるような力を持っていることが分かります

加えまして、人生の課題意識としての土星も蟹座にあることで、単に蟹座的な共感の世界に生きるだけではなく、共感でき難いものに対しても共感していこうと努力していくような姿勢をも持ち合わせていることが特徴的です

蟹座といいますと、わたしは日本の皇室の家族主義的なあり方というものとの親和性をイメージしますけれども、芦田愛菜さんの出生図に示される日本的な共感能力は、皇室の方々が国民に対してどこまでも寄り添おうとしている姿勢に非常に近いものが感じられるところです

天皇陛下の即位に際して、国民を代表して祝辞を述べるという大役が、何故にこの方に振られたのかと言えば、やはり皇室の方々に近いような精神性をこの方が持っていたからである、ということになるのではないかと感じられます

また、先頃のニュースで大変話題になりました「信じること」に関するコメントは次のようなものでした

「その人のことを信じようと思います」っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、「それがどういう意味なんだろう」って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、「自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな」と感じて

だからこそ人は「裏切られた」とか、「期待していたのに」とか言うけれど、別にそれは、「その人が裏切った」とかいうわけではなくて、「その人の見えなかった部分が見えただけ」であって、その見えなかった部分が見えたときに「それもその人なんだ」と受け止められる、「揺るがない自分がいる」というのが「信じられることなのかな」って思ったんですけど」

でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は「信じる」って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました

一番肝要な部分は中段の太字にしたところかと思いますけれども、通常、蟹座というサインは共感性や同調性という性質の反面、自分に合わないものは徹底的に排除するという排他性をも持ち合わせています

人を信じるということは、ある人に寄り添って積極的に共感していく姿勢ということができると思いますけれども、通常の場合は信じることをすぐに諦めてしまい、今度は反対に非難して排斥するような態度に転じてしまうようなことが非常に多いかと思います

有名人の人気などに関しましても、ある出来事を切っ掛けにして、周囲のそれまでの評価が打って変わって悪評となるようになことがよく見受けられますけれども、そうした感情というのは極めて自分本位な薄っぺらなものと言えます

しかし、蟹座に3つのパーソナル天体に加えて土星も入っているこの方の場合は、人を信じるという場合に、ある覚悟を持って臨むでしょうし、他者に共感する姿勢をどこまでも貫こうという堅固な意志を持っているのだ、と言えるでしょう

アスペクト

蟹座の水星に対して魚座の天王星が120度のよい角度でトラインとなっていることは、物事に対して一面的な単調な捉え方をするのではなく、様々な角度から考えることのできる知力の柔軟性が与えられているように感じられ、そのことがこの方の知性に深みを与える結果となり、それが共感することへの厚みをもたらしている部分があるのかも知れません

蟹座の土星は水瓶座の海王星から150度のインコンジャンクトを受けていますけれども、海王星と土星と言いますのは、夢と現実といった馴染み合わない要素の組み合わせとなりますけれども、それが尚且つ150度のインコンジャンクトというすれ違いを示すアスペクトで結ばれており、相互に矛盾する要素が二重の形で強調されています

土星というのは硬直的な性質というのが持ち味なわけであり、少々強引にでも押し通していく力によって現実的に物事を成就させていきます

しかし、これが海王星という矛盾的要素を持った天体から、相互矛盾する角度で影響を与えられることによって、絶え間ない自己の葛藤に見舞われるかも知れず、自分がやろうとすることが本当に正しいのかどうかといった自問自答を繰り返すこととなり、そのことが慎重さや人間的な深みというものを一層もたらす結果となっているのかも知れません

双子座の金星

この方の出生図のもう一つの特徴は、木星と天王星からスクエアを受ける双子座の金星にあります

この方は無類の読書家として知られているようですので、個人の願望を表す金星が、双子座の知的好奇心の満足に強く向けられていることが分かります

この金星に対する木星のスクエアは、必要性の有無に関わらず、目についたものを何でも欲してしまうような傾向となって表れやすく、読書の傾向は必然的に多読や乱読といった傾向を帯びることになるでしょう

また、金星に対する天王星のスクエアは、やはり興味の対象に一貫性がないとともに、普通の人が興味を抱かないようなものにまで関心が及ぶ傾向をもたらすでしょう

双子座がそもそも飽きやすくて興味が移ろいやすい性質であるわけですけれども、これらの何重にも強化されている特徴といいますのは、タレントさんとして生きる場合には非常に長所として発揮されることになるでしょう

芸能界というのは非常に流行り廃りが激しい世界ですので、少数の事柄に関心が留まってしまうような方よりは、浅くてもよいので広範囲な物事に常に関心を持っていられるような方でないと決して長生きはできない訳です

また、様々な番組における種々雑多な趣向の企画に対して、オールマイティーに対応できるような素質といいますのも、この金星が表す彼女の女性タレントとしての資質は保証してくれていると言え、生まれながらに強いタレント気質を持った方と言うことができるでしょう

もし、蟹座に集合している天体によってこの方の人間性が手厚く保証されていなければ、この金星の配置は特に恋愛などに関しましては、かなり厄介な人間関係をもたらしそうではあります

ちょうど金星の年齢域に入ったばかりの彼女ですけれども、今後ももっぱらは趣味やタレント業において金星の力を発揮して、異性とおつきあいをされるような場合には、はじめから結婚を前提とするような意識で臨まれた方がよろしいように感じられるところです

 

わたしは将来的に、社会に大きな影響力を発揮する可能性のある方としてこの方を見ています

年齢からいって、将来的にはお妃候補となる可能性も高そうに思われますし、一部の国民からはそのような待望論が出されることになるのかも知れません

その辺のところは、出生時間も分からないですし何とも言えませんけれども、別にお妃とならなくとも、彼女の持つ人間性とその共感力の強さとは、日本人に対して強い影響力を持つメッセージを発信できる可能性があるように感じられるところです

今後は、是非とも蟹座的な視点から社会福祉的な方面などへも関心を広げていただき、社会に有益なメッセージを発信していただけるようになっていただけたらと期待したいところです

以上になります

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