立春 水瓶座の折り返しポイント

1月20日に大寒を迎えて水瓶座に入って以降、全国で度重なる寒波に見舞われているところです

水瓶座の期間というのは、一年でもっとも寒い時期である訳ですけれども、冬至からは既に一ヶ月半が過ぎ、日差しの方は日に日に力を増していく一方です

この寒さの極まりと、そうした中においても着実に日足が長くなる確かな実感というものが、水瓶座らしい特質を形作っているように思われます

射手座と山羊座というのは、それぞれ冬支度と関連するものと感じますけれども、日ごとに高さを増していく太陽に勇気づけられながら、もっぱら精神の働きを逞しくするのが水瓶座という感じがします

そこには、厳しい現実環境に対する精神の強い反発というものが感じられ、現状打破のためのアイデアを捻り出そうと試みますけれども、基本的には形を超えたところにある普遍的な価値というものに軸足を置いているようです

それらのアイデアは厳しい現実を突破せんがための故に、幾分突拍子もなかったり、現実に対する反骨的精神に満ちたものになると感じられます

しかしながら、水瓶座の折り返し地点においては、図らずも春の到来というものが早くも予感されます

理想の実現が意外に身近に迫っていたことを知ると、今度は少し拍子抜けしたり、考えていたことを実行に移す段階が間近に迫っていることを知り、逆に気が臆したりというところもあるかも知れません

水瓶座が思い描く理想というのは、とかく現実離れしている側面がありますので、この立春の地点においては、理想と現実の間に隔たっている距離を踏まえて、少し現実を振り返って軌道修正を試みる必要というものがあるのかも知れません

サビアンシンボルでみると、立春は水瓶座16度となり、ルディア版では次のような内容です。

(AQUARIUS 16 °): A BIG BUSINESSMAN AT HIS DESK.
(私訳):仕事をしている大実業家。

そして、対向する獅子座16度、そしてその他の不動星座の16度も関連するものとして下に並べてみます。

(LEO 16 °): THE STORM ENDED, ALL NATURE REJOICES IN BRILLIANT SUNSHINE.
(私訳):嵐が過ぎ去って、すべての自然がまばゆい日の光に祝福されている。

(TAURUS 16 °): AN OLD TEACHER FAILS TO INTEREST HIS PUPILS IN TRADITIONAL KNOWLEDGE.
(私訳):年老いた教師が、伝統的な知識によって生徒の興味を失せさせている。

(SCORPIO 16 °): A GIRL’S FACE BREAKING INTO A SMILE.
(私訳):少女の表情が思わず笑顔になる。

この不動星座の16度に共通してみられるのが、緊張から弛緩へ、あるいは弛緩から緊張へと移るターニングポイントである、ということが分かります

タロットカードでは16番の数字を持つカードは「塔」というカードですが、これも崩壊と祝福の両極端を示すカードとなります

ウエイト版ではもっぱらネガティブな意味を取るようですけれども、わたしの使っている古いマルセイユ版では、カードの名前も「塔」ではなく「神の家」と呼ばれ、むしろポジティブな意味を主に取ります

そのことを踏まえて立春を示す水瓶座16度を読みますと、正反する獅子座16度においては明らかに緊張からの解放が示されていますので、水瓶座においてはその反対に、どちらかと言えば弛緩から緊張が示されている内容であると想像できます

明確に言えば、水瓶座らしい現実離れした理想を追いかけていたのが、はたと現実に向き合う必要性を感じた、ということを表しているのだと感じられます

ピークである水瓶座15度のサビアンシンボルは、『フェンスに留まった二羽のラブバード(ボタンインコ)が幸せそうにさえずっている。』というものですから、やはり夢の世界から現実に引き戻されたような感じがあるのではないかと感じられます

大寒になって本格的な寒波に見舞われ、思わず身構えて精神の力を奮い起こすのですけれども、それが15度でピークに達した直後には、意外にも春の訪れが近いことに気づいて、現実的な着地点というものを俄に意識しなければならないことになります

立春を迎えるに際しての注意点としては、やはりそろそろ春に備えた心づもりが必要だということになります
今は寒風に吹き付けられて、思うように活動が出来ませんけれども、いざ陽気が暖かなくなってきた時に、いつまでも炬燵で温々と暖をとっていたような冬のあり方ではいけない、ということです

しかしながら、思想や哲学などの精神活動を専らにするというのであれば、春の訪れというのはもっぱら億劫に感じられるものでもあります

水瓶座というのは、どこまでも現実に抗って理想を思い描くところにその真骨頂があるのだと思いますし、水瓶座生まれの自分には、やはりそういう傾向は根強くあるように感じられます

2020年12月のグレート・コンジャクションが水瓶座1度において起きますことを念頭に、水瓶座について少しだけ掘り下げて考えてみたところです

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