新月のサビアン・シンボル 魚座27度

今から24時間ほど経ちました17日の22時過ぎに、魚座の27度で新月を迎えますので、いつものようにサビアン・シンボル(ルディア版)を読んでみたいと思います

(PISCES 27 °): THE HARVEST MOON ILLUMINES A CLEAR AUTUMNAL SKY.
(私訳):仲秋の名月が秋めいた澄んだ空を照らしている。

この度数は、わたしの進行の太陽が現在置かれている度数であり、「ハーベスト・ムーン(収穫の月)」というブログ名もそれにちなんだものとなっています

また、明日の新月の数時間後にはわたしの進行の太陽と経過の太陽がぴったりと重なる進行太陽回帰となりますので、今回の新月は個人的に縁を強く感じるものですので、少々意識を高めながら、この度数と向き合って見たいと感じるところです

わたしにとりまして、この度数が少々特別なものに感じられていますのは、わたしが早期退職をして社会からリタイアをした際の度数であったからということがあります

新しい人生を始めるために古い生き方を捨て去った時に、この度数に進行の太陽があったのです

そして、来年ご退位されます今上陛下におかれましても、その際に陛下の進行太陽がこの度数にあるときに現役を退かれることになられるということがあり、この度数に関わる不思議な因縁として感じられるところです

比較的前向きな表現を用いるとすれば、「卒業の度数」といったような言い方もできるのかも知れませんけれども、その本質的な部分といいますのは何かを退くという外面的なところにあるのではなく、自己の本来性に回帰する気持ちが非常に高まり、その結果としてそれまで続けていたことを手放したくなることが起こりがちである、というところにあるのだと感じます

この魚座という12宮あるサインの一番最後のサインの更に終わりに近い度数において、「古いサイクルの終わりと新しいサイクルの立ち上がり」というものが意識されるということは、非常に自然なことであろうと感じられます

参考として、対向する位置にある乙女座27度のサビアン・シンボルについては次のようになっています

(VIRGO 27 °): A GROUP OF ARISTOCRATIC LADIES MEET CEREMONIALLY AT A COURT’S FUNCTION.
(私訳):宮廷の行事において儀礼的に交わっている貴族女性の一団。

27度というのは、そのサインの持つ特性が最も次元の高い部分で最も強く押し出されてくる度数であるように感じています

乙女座は職能を高め、それによって何かに奉仕することを志し、実際に役に立ち評価されることを自らの誇りや喜びを感じるというサインと感じられます

乙女座27度におきましては、自らの役割に徹する姿というものが示されているのだと感じられます

乙女座は自身の資質を活かして後天的な個としての自己を作り上げていきますけれども、その過程において、後天的な個の確立のため、生来の個としての自分というものを徹底的に自己管理してコントロールすることが必要となってきます

そのように生来の素朴な自分というものを抑制することを通じてはじめて、様々な技能の習得というようなことも可能となるものではないかと考えられます

シンボルのイメージの中では、宮廷の行事において儀礼上求められる役割に徹している淑女の一団が示されており、それは乙女座が目指すものの究極的なあり方のひとつの態様を示しているものと感じられるものです

個は生まれながらに個として完全に成立しており、そこに欠けるものはひとつもありません

けれども、社会的な個というのはそうした生来の個としての自己主張を抑制した上ではじめて後天的に獲得し得るものです

例えそれが詰まらない儀礼上の形式的なものであるとしても、自らの役割である以上は、己を殺して徹底的に忠実に従うということが、乙女座らしい流儀なのだと感じられます

一方で魚座の27度におきましては、その反対に自らの本質と関わりのない外在的な一切のものを放棄することによって、純粋な自己本来の霊性的立場に立ち返ろうとする、という雰囲気が感じられます

そして、そのことは次の牡羊座から始まる新しいサイクルが、新鮮で活き活きとしたものとして立ち上がってくるために不可欠な態度であると考えられます

古いサイクルにおいて自身が身に纏っていた様々な価値観や所有物などに縛られたままであるならば、決して未知の新しい世界のはじまりというものを体験することはできません

仲秋の名月が澄み渡る空を静かに照らしているものというのは、浄化され尽くされて清らかさを取り戻した気高い自己の本来性に他ならないでしょう

そのように自己というものの価値を最も高い次元において感じ取る、ということが最初になければ、人は本来持っている創造性を発揮して新しい未来を切り拓いていく力は得られません

魚座の持つ無から有を産み出す創造の力を最大限に発揮するために、自ら纏っているこの世的な部分を一旦すべて投げ捨て、純一無雑な我というものに立ち返ることを、ここで意識してみられては如何かと思います

世の中におきましても、古い価値観や枠組みというものが俄に色褪せて思えてきたり、新しいサイクルの立ち上がりが予感されるような雰囲気というものが出てくるのではないでしょうか

終焉と言うよりは、解体・解散・解消というような動きがあり、続いて新たなものが立ち上がってくるための準備期間となる、といった感じとなるのではないかと感じられます

新月のサビアン・シンボル 魚座27度” に対して 3 件のコメントがあります

  1. まき より:

    こんにちは、グレートコンジャクション を検索してこちらのサイトにたどり着いて以来、拝見させていただいています。
    私のASCが魚座で、ハーベストムーン。
    しかも昨年8月まで福岡にずっと居住してお
    りました(途中数年、東京にいて、現在も東京にいます。また月一で福岡にも仕事できています)

    まさに今回の新月が
    自分のASCで起きたことを
    ここで知りました。
    現在、自分自身の人生でも大きな節目を感じている中で
    ASCで起きる新月。
    サイトを拝見しながら、あらためてASC、生まれてきた意味と、今回の新月について
    考えてみたいと思いました。

    ありがとうございます。

    1. duct より:

      まきさん

      コメントどうもありがとうございます(^^)

      個人的に、メアドの「猿女」の部分に強く惹かれてしまいましたぁ(^^;)

      一昨年くらいに猿田彦大神と天鈿女命に関して、ものすごく興味を持っていましたものですから、、、

      天鈿女命と言いますと、正に「無から有を産み出す神」であると感じています

      節目ですか、そう聞きますとつい深くお話を聞いてみたいようにも感じます

      これからもよろしくお願い申し上げます(^^)

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