春分図 まずは昨年のおさらいから

春分がすぐそこにまで近づいて参りました

春分点において世の中は新たなスタートを迎えるわけですけれども、まずは2017年の春分図を振り返ることをしてみたいと思います

昨年の春分図におきましては、天秤座21度のAsc上に木星がありました

天秤座21度というのは、人間関係の中に積極的に入って行くことをあらためて志す度数であり、木星は外交を表している面がありますので、諸外国から見てこの年の日本の外交の動きは非常に際だったものとなる筈です

また、この木星に山羊座20度の冥王星がスクエア、牡羊座24度の天王星がオポジションということですから、日本の外交上の動きは、ある意味で止ん事無い状況下で必要に迫られたものであるとともに、これまでの外交とは一線を画する新機軸的な面が強く出ることが予想されます

安倍政権は今や諸外国の中でも古株の政権であり、兼ねてから外交に積極的で非常に顔の広い状態となっている安倍首相が、緊迫した世界情勢の中にあって、頼りにされて引っ張りだこにされる局面というものが見られたかと思います

世界外交の中において、日本の安倍首相がある面で非常に主導的な役割を担っていたということがあろうかと思いますけれども、基本的に反安部色の強い国内の報道からは中々そのような部分は見て取ることは難しい面があるように思われます

また、外交の新機軸的な側面が特に強く表れていましたのは、昨年8月に外務大臣に就任した河野太郎大臣の、これまでの日本においては決して見られなかった、相手とまったく対等な立場に立って自国の意見を真っ向から毅然と主張する姿によく表れていたのではないかと思われます

昨年の春分図において最も目立っていたのは、以上の世界外交における日本の首相と外相が極めて目立った働きをするという点にあったと考えます

その他の点におきましては、射手座28度において土星と月が合していた点です

この度数においては、そもそも恒久的な価値のあるものに視点が向けられますけれども、月の表す民衆心理が土星の表す古典的伝統主義的なものに強く回帰するということが起こります

けれども、日本における伝統主義というものの中には、皇室を中心とした保守的な立場の他に、戦後ずっと続いている戦後レジーム体制というものも含まれる可能性があると考えられます

本来リベラル的な立場にあるものが、長い戦後体制下において既得権益を得て様々な巨大利権を持ちながら互いに水面下で強力に結びつき合っており、実質的には保守的な強固な社会基盤を形成してしまっている、というような実情があるのではないか考えられるということです

この月と土星が太陽に対してスクエアであることから、戦後レジーム体制側の民衆心理が政権に対して極めて批判的な態度を持つということになりますので、これは森友問題により引き続き国会空転が長引くような動きに繋がっているのだと考えられます

しかしながら、冥王星と太陽の間にはオーブ2度未満で72度のクインタイル、5分割に関わるアスペクトがありますので、結局は安部政権の方に強力な後押しが為される結果になり、それは昨年10月の選挙結果において非常に明らかであったと考えられます

おさらいは以上になりまですけれども、昨年の春分図と今上陛下の関係性につきまして、最後に少しだけ触れておきたいと思います

左図をごらんいただけますと、昨年の春分におきまして、何と今上陛下の木星回帰と天王星回帰が同時に重なって起きていたということがお分かりになるでしょう

ということは、世の中の動きと陛下の動きが非常に強くリンクされていた、ということになり、陛下からの生前御退位という驚きのニュースと共に、元号がまもなく変わるという国民にとっても非常に大きな流れに繋がっていたということが分かる次第です

加えまして、昨年日本において諸外国からみて目立った外交の中に、陛下の皇室外交というものも含まれてくる可能性というものも考えられます

我々一般国民におきましては、中々うかがい知れない部分が多いものですけれども、地上最古の王朝である日本の皇室において御代が変わることが決定したということにつきましては、案外我々日本人にとってよりも、諸外国にとって非常に意味のある大きい出来事であるのではないか、というようにも思われます

それは我々が諸外国を見るに際しても、やはりその国に王室というものがあれば、無意識に尊敬の念とその国への信頼の気持ちを強く覚えるものでありますし、日本に対する諸外国の抱いている信頼心のおそらく過半以上は、実は皇室という存在のお陰と言えるものであるのかも知れません

このように四季図と出生図においてリンクがあります年というのは、その個人が世の中の流れと非常に密接にリンクした中で過ごすことになる、ということになるのだろうと考えられ、わたしも常にそのような観点から自分の出生図と四季図との相関を確認することにしています

それでは、次の機会には今年の春分図について考えて見ることにしたいと思います

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