宮地嶽神社 おおしめ祭

ご本殿にかけられる注連縄としては日本一である宮地嶽神社の大注連縄の掛け替えの様子を見に行きました。

 

重さ3トンもある大注連縄は、足場を組んで重機を用いての作業ですが、端で見ていてもハラハラしながら無事に済むよう祈るような気持ちで見守りました。

 

 

 

後の房の取り付けを、巫女さんも一生懸命に記録に残しています。

ひょっとして広瀬アリスさんでしょうか?

この境内が舞台となった映画「巫女っちゃけん。」の公開は2月のようですが、盛況だといいですね。

 

 

先に奥の院の不動神社へお参りしているうちに、無事に青々とした真新しい大注連縄の取り付けが完了したようです。

無事に済んで何よりですけれども、これだけのものを毎年作って掛けるのも、えらく大変なことと関心いたします。

 

参道のまっすぐ先に見える新宮町の相島(あいのしま)ですが、先日、世界6大「猫スポット」に選ばれて外国人に大人気!とのニュース記事を見かけました。

「あいの島」は、元は「あへの島」即ち阿倍氏の島ということでしょう。(あべ→あへ→あひ→あい)

福津から志賀島の辺りへは比較的よく出掛けるのですけれども、その方々からこの島影を望んで実際に目の当たりにすると、この安曇族の根拠地一体において、如何に相島が重要な位置を占める島であるか、ということが実感されるものです。

映画「巫女っちゃけん。」は予告編で見ると、神社を舞台とした映画としては、少々型破りな感じがしますけれども、これまでは全国的な知名度はさほどではなかった宮地嶽神社が、嵐の「光の道」のCM以来注目度が上がるとともに、相島も注目され、宗像も世界遺産になったり、福岡県で初の海づくり大会があって両陛下がお見えになられるなど、何かしらこの地域一帯に絡んで胎動しているエネルギーがあるようにも感じられるところです。

非常に大きな流れとしましては、物部系の復権と言いますか、ニギハヤヒの系統が表だってくる機運が高まっていくことに直結しているのだろうと感じられますけれども、何故、筑紫の宮地嶽神社に出雲や三輪のような大注連縄があるのか、そもそも注連縄とは何なのか、ということについても深く考えてみる必要があるように思われます。

そうしますと、最終的にはやはり国常立命に行き着き、その復権の時が近いということも思われる訳ですけれども、そのことは現地球文明の始祖文明としての縄文文明とも深く関係しているようにも感じられ、それらについても明らかになる時はそう遠くはないのではないかと感じられるこの頃です。

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