仮想通貨への対応で明らかになる 中国共産党崩壊への道のり

仮想通貨が大暴落をしています

しかし、まだこの下落は大半の人の予想の範囲内ではないかと思います

このように相場が大きく動いてはじめて、通貨毎にどのような人々が、どのような意図や思惑でそれぞれの通貨を買い支えてたのか、ということが明らかにされるとともに、投資者の入れ替わりがどんどん進んでいくことになります

そのようなことを繰り返しながら、個々の通貨はそれぞれの性格を明確化していくでしょうし、少しずつコインの素性が明らかになるとともに、それらを明確な意図をもって買い支える新たな投資者達が参画し、市場は次第に成長し成熟していくことになるのだと思われます

 

さて、今回の下落の切っ掛けの最たるものは仮想通貨に対する各国の規制の動きです
中でも中国の徹底した仮想通貨排除の動きが強く影響した模様です

今後、仮想通貨が健全で恒常的なものとして社会の新しい価値交換の手段となるためには、仮想通貨というものが人間社会の中で正しくあるべき形で機能するよう、様々なルール作りがなされることが当然必要になると考えられます

一口に規制といっても、そのように仮想通貨を常套的手段として育てるための必要性に基づくルールとしての規制と、その存在を真っ向から否定する意味合いのものとに大きくふたつに分けられるのではないかと考えています

現在の極めて中央集権的な管理通貨制度に対する批判精神として、時代の新たな要請として仮想通貨が生まれてきたのであるとすれば、極めて中央集権的な形ですべてをコントロールする方向性にしかない中国共産党が、この存在を真っ向から否定しようと動くのは至極当然のことであると言えます

言論や経済活動に対する強力な規制を指向し続け、天安門事件や文化大革命をなかったものとし、仮想通貨市場を通じて個々人が政府の管理外で富と力を蓄える可能性を徹底排除する中国共産党のあり方というのは、自由主義的な発想の諸国とは根本的にスタンスが異なっています

占星術的な中期的展望の中で、わたしは中国共産党の崩壊ということを予想していますけれども、この仮想通貨に対する断固たる排斥の態度を観る限りにおいては、それは、予想を裏付ける現実上の大きな動きである、というように見えています

人類が自由を謳歌し、更なる自由度の高い世界の実現を志向している時、中国共産党はそうした未来に対して、はっきりと拒絶的態度を示している、ということが言えるのではないだろうかと思えるのです

2020年を境にした時代変革の中で、中国共産党が歴史上から姿を消して行くであろうことの予感を、この仮想通貨に対する対応の中に観ることができると感じるのです

中央集権国家というものは、お金や物をコントロールするためには合理的で効率的な手段であると言えます
けれども、その中では人間の精神性が常に物質的・機械的なものに引き寄せられ、その本来性が損なわれがちである、ということが言えるでしょう

国家というものは必要ですし、国家が中央集権的な形をとることは、決して間違っていることではありません
しかしそれは、人間の持つ精神性を一切犠牲とすることなく、むしろ反対にその自由な精神的活動を保障し、保護する場合に限ってと言うべきでしょう

次に起こる時代の一大変革の焦点というのは、正しくその辺の物質性と精神性のバランスの変化、というところにあるように感じています

軍事的な衝突ということも起きるのかも知れませんけれども、それ以上に、精神的な世界での大戦(おおいくさ)がなされ、人類の大きな意識改革がなされることの方が、重要性が大きいのではないかと感じられます

今、日本の歴史をおさらいしながら、火地風水のそれぞれのエレメントでグレートコンジャクションが生じていた時代毎の特徴の整理を進めていますけれども、次の風の時代の幕開けはすぐそこに迫っています

今、世の中で起きているすべてのことは、非常に強い大きな方向性をもった流れの中で読み取られなければなりません
すべての物事が、スピリチュアルな視点をもって眺められなければならないのだと感じます

仮想通貨の動きを中長期的な視点で眺める時、各国が行う様々な対応の違いのその先には、次の時代の中で主流となってくる国というものが自ずと明らかになってくることになるだろう、と感じています

人類の精神的な進歩向上のプロセスの一端が、仮想通貨を通じて読み取ることができるのではないか、というように感じるということです

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