タロット備忘録(20181230)

今朝引いたもの

ワンドのエースが新たなる意欲の立ち上りを暗示しています

上位のワンドの小姓はその新たな意欲に基づいて、未来に自分が創造しゆくものについて思いを巡らせながら展望しています

あっという間に年末になってしまいましたけれども、今月に入ってからずっと、そろそろ来年の展望について考えなければと思いながら、ついダラダラと過ごしてしまい、このカードを見て改めて心を引き締めて新たな年に臨まなければと意識させられたところです

さて、下位の右にはソードの8が出ています

先日、ワンドの8について以下のように考察しましたけれども、類似点があるので引用しておきます

このカード(※ワンドの8のこと)はわたしには「熟成」というようなキーワードとして感じられることも多いですし、ある意味では「為さずして為す」即ち「無為」と通ずるものとして感じられることもあります

意欲や情熱が究極的な高まりや充実感をもたらす時、それは所謂「ゾーン」、すなわちすべての行動が顕在意識の領域から無意識の領域へとシフトしてなされるような、行動や創造行為の究極的な状態に移行します

これは、ある意味では欲求の昇華に見て取れる精神状態にも等しいという捉え方も可能なのではないかと感じられます

欲求の高まりが外側へ向かって吐き出されるのではなく、内的充実が臨界点に達する程の圧力の高まりによって、内部は熟成的な変質を迫られるのです

ソードの8においては、「結晶」というキーワードが連想され、その結晶とは「思考の結晶」であり、「思考を介さない所与の叡智」とでも呼ぶべきものです

ワンドの8における「為さずして為す」という「無為」が、ソードの8においては「思考を介さない所与の叡智」として感じられるのです

言い換えれば「仏陀の智慧」とも「宇宙や自然の叡智」とも呼べるものかも知れません

思考がすでに通常の人為的思考の努力の枠を超え、求めるものの答えが気づきや直感として、一つの完成された結晶のような形で与えられます

日常的な近視眼的・功利的な思考を離れて、遠くを慮りながら一年の計というものは立てられなければならず、物的・肉体的・感情的欲求に基づかない、自らの霊と魂の志向するものこそが感じ取らなければならないのだ、ということでしょう

 

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