7月28日の新月

今夜は大変綺麗な満月が上っていましたけれども、28日の早朝に今月の満月を迎えます

太陽は獅子座の5度にいて、相対する月は水瓶座の5度でその光を返します

(LEO 5 °): ROCK FORMATIONS TOWER OVER A DEEP CANYON.
(私訳):深い渓谷越しに岩が塔のようにそびえている。

(AQUARIUS 5 °): A COUNCIL OF ANCESTORS IS SEEN IMPLEMENTING THE EFFORTS OF A YOUNG LEADER.
(私訳):先祖の集まりが、若いリーダーの努力を結実させようとしているように見受けられる。

獅子座は5番目のサインであり、その5度ということですので、ここでは5という数霊の持つ意味合いも色濃いかも知れません

5というのは4という数霊が表す安全で安定した守られた環境から、勇気を携えながら一歩外に踏み出す段階を表します

あるがままの自分を外の世界に向けてはじめて晒すということですので、そこでは少々気張って気負いこんだところが出てくるでしょう

深い渓谷に聳え立つ岩の塔とは、そのように屹然として堂々たる態度で世の中に立つという自分自身の自己イメージというように感じられます

要するに、獅子座が外に向かって自分を誇示・アピールする際には、尊大で無比なる勇ましい超然とした存在として見られたいというように感じているのではないかと感じられます

獅子座はどこまでも主観的であり、自分自身というものを直接的な形で前面に押し出してPRします

一方の水瓶座の5度ですが、水瓶座というのはどこまでも客観的であり、自分というものをあたかも無機質的な観察対象のように捉えます

水瓶座というのは非現実的な理想の世界に生きようとするあまり、現実的感覚に対する批判精神に凝り固まってしまっているようなところがあるでしょう

自分というものを直接的な形で表現したりPRすることは水瓶座の感覚でははしたなく卑しいとさえ感じられるかも知れません

結果的には非現実的で超然たる庇護者の存在を仄めかすようなやり方のPR方法を選択し、それは先祖であったり神的な存在であったり、理想を語った思想ということになるでしょう

何かしらの超自然的なものの庇護を受けているカリスマでもあるかのように見られたいというところがあるのかも知れません

とにかく、生身の自分自身ではなく、自分の思い描いている理想の方を人には見て欲しい訳です

獅子座というのは人間らしさの塊のようなものであり、反する水瓶座はそうした人間臭さからは最も距離を置いていたいと感じている存在なのではないでしょうか

さて、それではこの獅子座と水瓶座の5度の軸というのは、何を表しているのでしょうか

不動サインと言いますのは、何れも自我や自分に対する拘りとの密接な関係を持っていると感じられ、獅子座と水瓶座はその能動的な側面を、そして、牡牛座と蠍座はその受動的な側面を表していると感じられます

そして、獅子座は自我の在り方を主観的に表現し、水瓶座は客観的な形で表現するのだと感じられます

しかし、それぞれが真の自分自身を外に向けて表現したいのだと切実に感じていながらも、獅子座はそのあまりにも独善的な主観主義故に、水瓶座はあまりにも現実を度外視した理想主義故に、他者から見るとその行き過ぎた面が幾分滑稽であったり奇異であったり、あるいは怖いようにも感じられるかも知れません

どちらも真実の自分に拘り過ぎて肩の力が入って気負い過ぎており、かえって等身大の自分からはかけ離れてしまっているようなところがあるのかも知れません

本当の自分というのは、一切の気取りをなくした自然体の中でこそ現れてきます

冷静な自分自身を取り戻すためには、自分と正反対なスタンスにいる存在の在り方というのを視野に入れてみるのがいいのではないでしょうか

水瓶座はともすると現実離れし勝ちですけれども、生身の人間としての自分自身にも目を向けることで、地に足つけることができるでしょうし、獅子座もまた、物事を客観視することで主観的な捕らわれから解放されて視野狭窄を免れることができるでしょう

物事が現実的に成就するには、自力と他力というまったくベクトルの異なる力の作用が必要になります

自分の力を信じて自助的に努力するということも大切ですけれども、運命というのは自分の力ではどうすることもできない範疇にある外在的なものの影響力というのも圧倒的にあることも事実に他なりません

一方で、いくら運を味方につけたり、先祖などの応援を得られたとしても、当の本人が他のことにかまけて何の努力もしていないのではどうしようもありません

自分というものを外に押し出して何事かにチャレンジするに際しては、自力と他力とを車輪の両輪として意識することで、自分の理想というものがはじめて実現してくるのだということを、とりあえず今日のところはこの軸の持つ意味のひとつであるとしておきたいと思います

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