手網自家焙煎03~マンデリン・ビンタン・リマ~
先週、やや本格派の喫茶店で飲んだマンデリンG1がいたく美味しかったので、マンデリンを仕入れてみました。
はじめはG1で考えていたのですけれども、時期にもよるのでしょうが、欠点豆がすこぶる多いというようなレビューが多かったので、グレードを上げてビンタン・リマにしてみました。
マンデリンは、焙煎が難しい方の豆ということで、先ほど実際に煎ってみたのですが、確かに難しいように感じました。
今回は、これまでの100gから一回の焙煎量を150gに増やしたこともあり、量の違いによる火力等の調整を考えなければいけなかったようです。
また、マンデリンは比較的豆が肉厚で大きいとともに水分が多いと言われているようですが、これまでの焙煎時よりも火力はやや高めにしたにも関わらず、量による誤差もあって、焙煎がなかなか進行しないで少々焦りました。
結果的に言いますと、火力が足りず、低い温度で長い時間蒸らしをしてしまったようで、その後火に近づけた時には水分が既に不足気味で、1ハゼがほとんど起きない状態となりました。
本当はもう少し深く煎りたかったのですけれども、既に20分が経過していたため、1ハゼから少し焙煎を進めた頃合いで仕方なく火から下ろしました。
味の方は明後日以降の確認となりますが、おそらく焙煎前に期待していたのとは反して、酸味が強く出てしまうのではないかぁと思います。
欠品豆については、さすがにビンタンリマですね、ほとんど確認できないほどで、非常に粒が揃っていました。(^o^)
まだ、たくさん残っているので、今後、マンデリンの焙煎を探求してみたいと思います。
生豆の保管用に、昨日セリアで買って来た、野菜保存用の小さめの麻袋です。念のため洗剤で軽く手洗いをして、風呂場の乾燥機で乾かしておきました。
洗剤を入れて袋を浸した水は、めちゃくちゃ黒くて汚くなり、ちょっとショックなほどでした。(^_^;)
きっとあの汚れの原因は、防虫や防カビ用の薬液にでも浸かっていたんじゃないかという気がします。
皆さんも、百均の麻袋で食品を保存されます場合は、必ず洗濯をしてからにした方が絶対によさそうです。
また、一度洗濯した方が、適度に繊維が解れて柔らかくなって使いやすくなるようですよ!
<追記>
数日経って焙煎した豆を飲んでみたところ、やはり酸味が強く出てしまいました(^_^;)
酸味と言っても、さほどパンチの効いたものではなく、非常に爽やかでまろやかさのある酸味ですね。
期待したマンデリン独特の豊かなコクはほとんど感じられませんでした。
今回は、目指した味からはほど遠い感じになってしまいましたけれども、豆の種類によっては、パンチの効いた酸味を味わいたい時の、煎り方の参考にはなるのかも知れません。
次からは、まず焙煎前に生豆の形状や状態を、よく確認して焙煎のイメージを作ってから、煎ることを心掛けてみたいと思います。