今年のソーラー・リターン 2022年

わたしの太陽回帰が間近に迫っておりますので、例年のように備忘録的に簡単に書き留めておきたいと思います

昨年と一昨年の振り返り

まずは過去の二年ほどを振り返りますと、一昨年の2020年には回帰図にて、月と冥王星と土星とが山羊座のそれぞれ23度、24度、25度で最大オーブ1.3度のタイトに合となりましたのに加え、これらの合した3天体が天秤座の24度の出生月に対して、オーブ1度以内で極めてタイトなスクエアを形成するということで、かなり注目すべき特徴的な配置となりました

この経過の冥王星と土星の合を皮切りに、世界もコロナ禍へと突入しましたけれども、わたしも個人的に強い影響を受け、新型コロナに罹患こそしませんでしたけれども、一年を通じて著しい体調の不良が続いて、買い物などの最低限の生活活動すらままならないことが度々あるような状況でした

続きまして昨年の2021年におきましては、回帰図にて太陽と土星がオーブ1度未満で合となり、当然ながら出生太陽も同様の形で経過の土星と合ということになりました

それ以外にも回帰図におきまして、ノードを中心として海王星、土星、太陽、冥王星、金星と次のようなアスペクトを形成していました

ノードと海王星:スクエア オーブ 0.2度
ノードと土 星:セスキコードレイト(135度) オーブ 0度
ノードと太 陽:セスキコードレイト(135度) オーブ 0.8度
ノードと冥王星:バイクインタイル(144度) オーブ 0.3度
ノードと金 星:インコンジャンクト(150度) オーブ 0.96度

この回帰図におけるノードと5天体との間の極めてタイトなアスペクトの形成は、この太陽回帰のタイミングにさかのぼること3か月前の2020年10月中旬にノード回帰というイベントを私が経験した直後のものであることを考えました時、極めて意味深いものがあり、相当の影響力が見込まれると感じられたものでした

昨年2021年を通じまして、前年からの体調不良はそのまま続いていましたけれども、体調の悪さは明らかに底打ちした感じで、夏場には少し運動を始めることができましたものの、出生月に対する経過冥王星の最後のオーブ1度未満のスクエアの影響で再び叩き落されるように体調が悪化した後に、11月17日にオーブ1度未満のスクエアから最終的に離脱すると、今度は本格的に体調が安定するとともに、様々な生活活動を徐々に再開させることができるようになって現在に至っています

わたしはこのコロナ禍とまったく重なる時期において、まずは身体面における地殻変動的な大きな変化を経験し、更に加えて霊的、精神的な側面における地殻変動的な変化をこの二年間において経験したと言えるのではないかと感じられます

ノードという霊的環境との接点のポイントから、まったく新しい霊的な影響の流入がかなり強くあったことは間違いありませんので、その影響というのはこれからの数年で如実に顕現化して来ることになるでしょうし、これまでの人生と趣を一変させるような人生の流れがこれから生み出されてくるとしても不思議ではないでしょう

今年の太陽回帰

上で振り返りました昨年と一昨年の太陽回帰におきましては、極めて影響力の強い配置が続き、その影響もとても大きなものとして人生上に現われて来たところですけれども、それに比較しますと、今年は比較的穏便な年となりそうな雰囲気ではあります

アスペクトとしましては、昨年に引き続きまして今度は火星がノードとオーブ0.4度のインコンジャンクトを形成しますので、昨年からのノードの影響が、また違った形で継続して流入して来ることが考えられます

後は、土星と火星とのハーフスクエアがオーブ0.2度、天王星と金星とのトラインがオーブ0.97度とありますけれども、これらの配置は出生図に対しては特別に意味のある配置を形成している訳ではありませんので、影響があったとしても軽微なものに留まる可能性が大きいでしょう

通常は、回帰図において軸となるような目立った配置に関与している天体要素に関しまして、それが出生図との相関でも何らかの緊密な配置を形成していたり、進行図においても同様の要素が強調されているといったように、その影響力が如実に顕在化してくるような場合には、その特徴が他の部分で見ても同様の形で重なって見られるようなケースというものがとても多いものです

わたしが今年の太陽回帰において最も注目していますのは、経過冥王星が出生図のAscに対してオーブ0.26度でスクエアとなる点です

このAscは出生地のものではなく、現在の住所にリロケーションしたものなので、その場合に影響の出方がどのようになるのかについて非常に関心がある訳です

昨年と一昨年の天体の影響というのは、どちらかというと自律神経系統を中心にした内側の部分に対する作用が中心であったと感じられているのですけれども、今度はAscに対する影響ということですので、自分の外面的な部分、外見に関わる事柄や環境的な要素に影響が出て来るのだろうと考えていて、怪我や手術というようなことをまず考えました

わたしは昨年までのコロナ禍中は人との接触を極力避けていましたので、歯の詰め物が取れてしまっていたのですけれども、敢えて歯医者に行かずに1年半くらい放置していて、その間に気が付くと前歯などが大変汚くなってしまっていました

それで、今年に入ってからようやく歯医者に通い出して、前歯の補修も今月中には終わる予定ですので、外見上の非常に目立つ部分の補修を受けるという点では、象意として合ってなくもないかなと考えています

また、レントゲンによって親不知の周囲に嚢胞という腫瘍が形成されていて、それがかなり大きくなって来てしまっていることが分かり、速やかに大学病院で診察と処置を受けるように言われているのですけれども、今のところ、おそらく全身麻酔での手術になるのではないかというようなことで、その様な経験をしたことがない私としてはちょっと大事に感じられることではあります

まだ大学病院の方には行けてないので詳細は分かりませんし、術後にどのような経過を辿るかということもまだ先の話ではあるのですけれども、配置に対する予想としては、想定していたようなことが起こって来ているものと考えていいのかなといったところです

どのように過ごすか

昨年と一昨年は世間もコロナ禍に巻き込まれていましたし、わたしも個人的には天体の大きな影響に晒されている状況で、積極的に手を打っていくというようりはじっと辛抱を強いられるような期間でした

天体配置から考えれば、今年はやはり調整期間というようなことになりますので、ここから一気にV字回復的に復調していくのか、それとも多少の揺り戻しも経ながら緩やかに復調していくのかは、まだ何とも言えないことですけれども、世間においても、また私個人におきましても、この過去2年間の極めて特殊と言える状況において経験した事柄についてよく振り返って、それを踏まえながら新しい出発のための地固めをするべきような時期ではないかと感じられるところです

天体配置の強力な環境に晒されるという訳ではないような状況におきましては、自分の意志なり行動といった自主自律的な要素がより試されるようなシチュエーションとなる訳ですから、自分の人生を築いて行くための積極的なアプローチなども必要となってくることになるでしょう

わたしで言えばこれから向こう一年にかけまして、経過の冥王星が出生の火星に対してトラインを3回形成経過の土星が出生の月に対してトラインを3回形成、また、年末近くに経過天王星が出生の木星に合などの個人的イベントがありますので、それらの天体配置をどのように活用していくかということを念頭に置きつつ、徐々に生活を活気づけながら、何かしら新たなアクションを取っていければというように考えているところです

ちなみに、経過冥王星の出生火星へのトラインは、アグレッシブな活動を支えてくれそうですし、経過土星の出生月へのトラインは、崩していた体調を安定させてくれるでしょうし、辛抱強く何かに取り組む力をサポートしてくれそうに感じられます

そして、五つの出生天体が参加しているわたしのグランドトラインの頂点のひとつでもある出生木星への経過天王星の合は、わたしの活動に新機軸を与えてくれることになりそうでもあります

生活が十分に活気づいてきましたら、このブログで書いてきたような内容に関しましても、精神主義的な風の時代を切り拓いていくための何らかの開かれた取り組みなどにも進展させていくことができればいいなと、いうようなことを漠然と考えているような次第です

 

ということで、ごく簡単にわたしの今年の太陽回帰に関して今回は少しく触れてみたところです

何かご参考となりましたら幸いです

 

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