富士は晴れたり日本晴れ
もくじ
はじめに
戦争に荷担してしまった日本の未来
富士と鳴門の神仕組
次元上昇とは何か
悪を抱き参らせる
おわりに
はじめに
コロナ禍に引き続くワクチン禍、そして今般のウクライナ情勢の勃発などによりまして、世界はこれまでとはまったく異なる新しい局面へと突入してしまいました
今回は今起きている事柄に関しまして、あまり個別に突っ込んだ具体的な話は致しませんけれども、とにかく心を安らかにして内なる自分とつながる時間というものを確保しながら、更に心身のデトックスということを入念にお心掛けいただきたいと思う次第です
このコロナ禍やワクチン禍、そしてウクライナ情勢に関しましては、ネットでは様々な情報が飛び交っているところですけれども、政府やマスコミが真実の一切を包み隠しながら、意図的に誤った情報だけを垂れ流しているような状況の中で、自ら真実の情報を探す努力をしなければならないことは当然のことながら、戦時に等しいような異常な状況下におきましては、誰しもが精神的なバランスを損ねがちであり、それらの情報に関心を寄せ過ぎますと、穏やかな精神状態を保つことが難しくなりますので、是非とも注意をしていただけますようにお願いいたします
人間が健康と幸福とを保つ上では、心を清く明るく朗らかに保つということが、何よりも優先して実践されなければならないことなのですけれども、その最も肝心な事柄が世の中の大半の人の意識からは抜け落ちてしまっているようですので、くれぐれも注意が必要となります
今後予期されない健康リスクに見舞われる可能性が高いものと感じられますので、ご自身の免疫力や自然治癒力の維持向上に関しまして、まずは精神的方面へのアプローチの方を先んじながら、外的なアプローチにも継続的に取り組まれることをお勧めしたいと思います
先日ご紹介したマグネシウムに関しましては、何らかの形で取り入れられることを最低限のこととしてお勧めしておきたいと思いますし、マグネシウムと亜鉛とビタミンD3の他は取りあえず日本の伝統的な食品の摂取を心掛ければよろしいのではないかと思われます(※持病をお持ちの場合はお医者さんの指示などに従って下さい)
また、3回目の接種とお子さんへの接種に関しましては、その危険性に関する確度の高い情報が次第に増えてきているようですので、ネットなどでそれらの情報をご参考の上で、くれぐれも慎重に検討していただけますようにお願いいたします
戦争に荷担してしまった日本の未来
ウクライナ情勢に関しましては、ウクライナ大統領、ロシア、そして米国と欧州、その何れがどのように悪いのかということに関しましては、色々と言い得る事がある訳ですけれども、個別具体的に何が起きているかということよりも、世界全体の流れとして、どのような局面に移行しているのか、ということを俯瞰的に捉えることの方が大切であると感じられます
日本に関しましては戦後はじめて、日本人が少なくともその心理的な側面においては、完全に戦争に荷担してしまった、という事実に留意することが非常に大切であると感じられます
このようなことは戦後のこれまでの日本においてはなかったことと思われますし、常に一定の距離が保たれて人道主義的な見地からのみの関与に踏み留まっていたと感じられますけれども、今回のウクライナ情勢に関しては、国や一部の国民は完全に前のめりになる形で、少なくとも心情的には完全にこの紛争に荷担してしまっています
ロシアは現在世界中から袋だたきに遭っている訳ですけれども、ロシアは今回のアメリカのバイデン大統領が首謀して傀儡であるゼレンスキー大統領を使って惹き起こしているこの一件に対する恨みを決して忘れることはないでしょうし、何れ思い切った反撃を世界に加えてくることになるでしょう
ともかくロシアはとてつもなく強かな国であり、自国の法定通貨ルーブルの価値が如何に地に落ちようとも、既に潤沢に金も原油も備蓄されていると聞きますし、エネルギーも資源も豊富で食糧自給率も極めて高いので、如何なる経済制裁を行ったとしてもこの国を窮地にまで追い詰めることは到底叶わないことになるでしょう
今回の日本のロシアへの経済制裁の参加によって、将来ロシアが日本に軍事的に侵攻する決定的な内的要因を、日本自ら作ってしまった、というようにわたしには感じられています
それが数年以内なのか、数十年以内なのか、それとももう少し先なのかは分かりませんけれども、何れロシアは日本に北から侵攻してくることになるでしょう
また、それに呼応して中国が南から日本に攻めてくることも確かなことでしょうし、欧米をはじめとする友好国も勿論日本を守るとの大義名分に基づいて日本に進軍して来ることになりましょうけれども、日本を守るというのは単なる見せかけの大義名分に過ぎず、欧米も慌てて自分の取り分を奪い取りにやって来るというだけの話となるでしょう
ウクライナは欧米にそそのかされてロシアを煽った結果として、期待していた欧米からはすっかりハシゴを外されてしまい、この先欧米もしくはロシアによって自国の利権を良いように蝕まれる未来だけが残されたというように感じていますけれども、今の日本は限りなくこのウクライナの置かれている状況へと近づいているものと感じられます
アメリカが主導して、弱小国の利権を強国同士で貪り合うというとても醜い世界への道が、ついに開かれてしまったのであり、日本はその最終的な最も大きなターゲットとして既にロックオンされてしまっていることに、まだ一部の日本人しか気づけてはいません
一番理解しやすい筋書きとしましては、まず中国が台湾に侵攻して欧米の注意を下に惹きつけている間に、ロシアが北から侵攻してまずは北海道を制圧し、北朝鮮はロシアの進軍を援護する形で日本にミサイル攻撃を仕掛けて来るでしょう
しかしながら、現時点ではまだそのような流れとはならない可能性というのもまだ残ってはいるものと考えます
それは、先日お伝えしました東京星図の太陽への経過天王星の合や天皇の進行新月などの天体イベントの影響により、日本政府が大きく変質する可能性というのがまだ残されているからです
ロシアや中国が日本に侵攻する可能性というのは、現在の日本政府が、彼らを潰して新しい世界秩序の中心となろうとしている国際金融資本の完全なる傀儡となっているためであり、ちょうど現在のウクライナ政権と同じ様な立ち位置に日本はいる訳です
そのように世界を牛耳ろうとしている勢力のお先棒を担いでいるような存在が真っ先に叩かれるのは当然の流れであるし、ロシアも中国も北朝鮮も隣国である訳ですから、今回、自分の身も自分で守れない上に、食糧もエネルギーもまったく自給できないような日本がロシアに喧嘩を売ってこれらの国々との潜在的敵対性を決定的に高めてしまったことは、正に自殺行為以外の何ものでもないことでした
現在の世界というのは、大変古いオーソドックスな悪と、新しく台頭して来た悪とが互いに覇権を争ってせめぎ合いをしている状況にあり、その中で日本というのは、何れにしても単に分割統治されるべき対象としてしか見做されていないということは、哀しいことながら紛れもない現実です
国際金融資本に敵対するロシアや中国や北朝鮮、トランプ前大統領などを一律的に正義の味方(ホワイトハット)として捉える人々がいるのですけれども、それは極めて短絡的な考え方に過ぎないと考えられますし、何れの国も自国の利益を最優先にしか考えていないでしょうし、別に他国の平和や幸福のために彼らが闘っている訳でもないでしょうから、正義の名に値するかどうかは甚だ疑問なところです
我々としましては、天体イベントの影響で日本がこの一年間のうちに大きく根本から変わることに期待するしかありません
参考記事:「東京星図を始原図として読む」( 2022年2月22日)
参考記事:「今上陛下の進行の新月」(2022年2月23日)
富士と鳴門の神仕組
本日のブログのタイトルを見て、すぐに日月神示(ひふみ神示)に関する内容であると気づかれた方々もいらっしゃったかと思います
※月日神示の引用は「[完訳]日月神示(上下巻)ヒカルランド」に拠りますが、記号としての「○にゝ」は表示不可能なため「神」の字を当てている他、一部※部分に注釈を加え、読み難い漢字には括弧書きでふりがなを加えています
→ 神
「・・・メリカ(※アメリカ)、キリス(※イギリス)は花道で、味方と思うた国々も、一つになりて攻めて来る、・・・北から攻めて来る時が、この世の終わり始めなり、天にお日様一つでないぞ、二つ三つ四つ出て来たら、この世の終わりと思えかし、この世の終わりは神国の、始めと思え臣民よ、・・・」(富士の巻 第十五帖)
「メリカもキリスは更なり、ドイツもイタリもオロシヤも外国はみな一つになりて神の国に攻め寄せて来るから、その覚悟で用意しておけよ。・・・」(富士の巻 第三帖)
「オロシアにあがりておりた極悪の悪神、いよいよ神の国に攻め寄せて来るぞ。北に気つけと、北がいよいよのキリギリざと申してくどう気つけてありたこと近うなりたぞ。神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのざぞ。国々もその通りざぞ、神には依怙(えこ)無いのざぞ。ロシアの悪神の御活動と申すものは、神々様でもこれは到底かなわんと思うように烈しき御力ぞ。臣民と云ふものは神の言葉はわからんから、悪神のことに御とつけるのはわからんと申すであろが、御とは力一杯のこと、精一杯のことを申すのであるぞ。・・・」(日の出の巻 第七帖)
「・・・オロシヤの悪と申すは泥海の頃から生きている悪の親神であるぞ。北に気つけてくれよ、日本の国は結構な国で、世界の元の、真中の国であるから、悪神が日本を取りて末代の住居(すまい)とする計画で、トコトンの智恵出して、どんなことしてもするつもりで、いよいよを始めているのざから、よほど褌締めて下されよ、・・・」(日の出の巻 第二十帖)
今回のウクライナの一件に関しまして、日本政府がロシアを非難して経済制裁に言及した際に、わたしにはそのことがこの日月紳示に予言されている内容に直結する因縁を日本自ら作ってしまったと感じられましたけれども、実際にその後ロシアは、経済制裁は宣戦布告と見なすとのメッセージを出しましたので、日本は隣国ロシアに既に宣戦布告をしたものとみなされたことになります(※その後ロシアは日本を非友好国に指定するに至りましたけれども、他国の資源やエネルギー、そして食糧を大きく依存せざるを得ない日本にとって、これは戦後かつてない程の危機的状況に立たされることになったと感じられ、自国民の安全と安心の確保を考える上で、日本政府は極めて拙い選択をしたものと感じられます)
神示にありますように、ロシアには日本の普通の神々では太刀打ちできないレベルの太古からの悪の親神がいて、日本は現在、自国の友好国を当てにしながら、分も弁えずにロシアに対して喧嘩を売っていますけれども、神示によれば味方と思った国々として、米国やイギリスはもとよりドイツやイタリアなどを含めた外国すべてが日本に攻め寄せて来るとされています
しかし、上で述べましたように世界がひとつになって神の国である日本に攻め寄せてくるという出来事は、それを切っ掛けとして様々に起きてくる世界大変動の予兆であるのに過ぎません
その時点からどれくらいの年月が必要であるのかは分かりませんけれども、所謂「三千世界の大洗濯」や「大峠」という言葉で神示で表現されている次元上昇を地球と人類とは迎えることとなります
わたしは今の人類ではまだ、そうした準備はまったく調っていないと感じますので、もっとずっと先の事であると認識していたのですけれども、少なくとも現在の世界の状況を見る限りでは、間もなく地球は大混乱の後に次元上昇を迎えることになってもおかしくはない状況へと近づいているように感じられることろです
次元上昇とは何か
わたしが過去記事でご説明しておりますように、宇宙は12芒星、そして地球環境は八芒星、人間は五芒星というように象徴されています(参考記事:「ホロスコープと運命④」2021年7月17日)
そして、日月神示で語られている次元上昇とは、この地球環境の次元が八芒星から十芒星へと変わることになるのだと考えていますけれども、そのことは日月神示におきましても極めて明瞭に記されています
「・・・八の世界から十の世界になるのであるから、今までの八方的な考え方、八方的な想念や肉体では生きては行かれんのであるぞ、十方的想念と肉体でなくてはならんぞ。」(至恩之巻 第十三帖)
「八方的地上から十方的地上となるのであるから、すべての位置が転ずるのであるから、物質も念もすべてが変わるのであるぞ。これが元の元の元の大神の御神策ぞ、今までは時が来なかったから知らすことが出来んことでありたなれど、いよいよが来たので皆に知らすのであるぞ。百年も前からそら洗濯ぢゃ、掃除ぢゃと申してありたが、今日の為であるぞ、岩戸開きの為であるぞ。今までの岩戸開きと同様でない、末代に一度の大岩戸開きぢゃ。」(至恩之巻 第十四帖)
「・・・一二三四五六七八の世界が一二三四五六七八九十の世となりて、〇一二三四五六七八九十の世となるのぢゃ、〇一二三四五六七八九十がマコトと申してあろうがな。裏表で二十二ぢゃ、二二の五ぢゃ、二二は晴れたり日本晴れぞ、わかりたか。」(至恩之巻 第十五帖)
「太陽は十の星を従えるぞ、原子も同様であるぞ。物質が変わるのであるぞ、人民の学問や智ではわからんことであるから早う改心第一ぞ。二二と申すのは天照大神殿の十種の神宝(とくさのかむだから)にゝ(ちょん)を入れることであるぞ、これが一厘の仕組。二二となるであろう、これが富士の仕組、七から八から鳴り鳴りて十となる仕組、成り成りあまるナルトの仕組。富士と鳴門の仕組いよいよぞ、これがわかりたならば、どんな人民も腰をぬかすぞ。一方的に一神でモノを生むこと出来るのであるが、それでは終わりは全うできん、九分九厘で厘止まりぞ、神道も仏教もキリスト教もそうであろうがな、卍(ぶつ)も十(キリスト)もすっかり助けると申してあろうがな、助かるには助かるだけの用意が必要ぞ。用意はよいか。このこと大切ごと、気つけおくぞ。成り成りて十と開き、二十二となるぞ、富士晴れるぞ、大真理世に出るぞ、新しき太陽が生れるのであるぞ。」(至恩之巻 第十四帖)
「マコトでもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今のやり方ではどうにもならなくなるぞ、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何ものにも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ。岩戸開きとはこのことであるぞ、少しくらいは人民つらいであろうなれど、勇んでやりて下されよ、大弥栄の仕組。」(五葉の巻 第十六帖)
わたしは「令和の岩戸開き」という数年後から数年間にわたって生じる天体イベントに関しても過去記事にて触れていますけれども、岩戸というのは数霊では(一八十)と書き表され、そこにも八が十になるという意味が含まれており、また、鳴門というのも(十に成る)という意味が含まれています
参考記事:「令和の岩戸開きとブロック・チェーン」(2021年8月12日)
そして、十の最初に〇が足されますと合計で十一となり、その表と裏を足し併せると二十二、すなわち富士となり、神示におきましてはこれを「富士と鳴門の仕組」というように称しています
この10と22という数霊の組み合わせと言いますのは、生命の樹の10のセフィラーと各セフィラーをつなぐ22のパスにも通じていると共に、タロットの構造と言いますのも、1から10と11から20という二組の10に、更に数字を持たない「愚者」と最後の21番の「世界」の二枚を加えた合計22枚にて構成されているというように、総ての森羅万象を表す代表的な数霊の組み合わせとなっています
地上世界においては、これまで国常立大神の八御子神が作った八芒星で表される世界に神権がありましたけれども、その神権が天照大御神の十芒星で表される世界に神権が移ることになります
※日月紳示におきましては現在の世界が八どまりである理由をイザナミの死以降にイザナギが一神で子を産むことの限界性として説かれており、それが岩戸閉めであったとされています
この次元上昇というのはこれまでの地球神界が太陽神界へとグレードアップされるようなイメージというように個人的には捉えており、「トホカミヱヒタメ」の世界から「アマテラスオホミカミ」の世界への移行となるのでしょう
天照大御神は、その神名を唱える「十言神呪(とことのかじり)」すなわち「ア・マ・テ・ラ・ス・オ・ホ・ミ・カ・ミ」という十音が表すように十の数霊を代表されている神霊です
※ちなみに十芒星の各頂点には、十言神呪ではなく、十種神宝(とくさのかむだから)である「沖津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)、八握剣(やつかのつるぎ)、生玉(いくたま)、死返玉(まかるかへしのたま)、足玉(たるたま)、道返玉(ちかへしのたま)、蛇比礼(おろちのひれ)、蜂比礼(はちのひれ)、品物之比礼(くさぐさのもののひれ)」を当てることも考えられますけれども、人間は半霊半物質となって恐らく死ぬこともなくなるのかも知れません
また、太陽系にはこれまで9つの惑星しか発見されていませんでしたけれども、この次元上昇によって現在惑星Xとして想定されている10番目の惑星が当然見つけられることになり、ホロスコープにも新たにその十番目の惑星が加えられることになる筈であり、それは次元上昇を果たした人間に対応したものになるでしょう
日月神示にも、「太陽は十の星を従えるぞ」と書いてあるのは、そのような意味であるものと理解しています
これまでの8の数霊の社会というのは、ハーフスクエア、スクエア、オポジション、セスキコードレートという、ハード系のアスペクトばかりとの関連でしたので、五芒星の人間にとっては大変生きるのが辛いところのある社会でした
しかし、十芒星というのは、五芒星を上下に組み合わせた形でも作れる図形であることから、十芒星の社会においては、人が伸び伸びとその創造性を発揮しながらそのまま宇宙と調和していくことが出来るような夢の楽園のような世界になる筈です
※人間も次元上昇するので五芒星から六芒星へと進化する可能性というものも考えられるかも知れませんけれども、その際にはそれこそ12の宇宙とそのまま親和するような存在形態へと人類は移行していることになるでしょう
また、この次元上昇において、太陽神界がそのまま降りてくるということで、かつて地上において人間に受肉した太陽霊であるキリストの再臨ということも当然起きてくるのでしょう
そもそも、日本の皇祖神としての天照大御神というのは、日本の建国時期を考えれば、太陽霊であるキリストがはじめて地上において人として生きたという出来事と、密接に相関している部分があるものだと感じられます
皇祖としての天照大御神と言いますのは、地上において人間イエスに受肉した太陽霊キリストの御本霊という位置関係にあると個人的には理解しており、下の神示を参考に読み解けば、スメラ(大和民族)は天界の太陽神に直結している霊統を持ち、ユダヤ民族は地上に降りた太陽神であるキリストの霊統に属しているというように理解することができます
「今度は根本の御先祖様の御霊統と、根本のお土地(つち)の御先祖様の御霊統とが一つになりなされて、スメラ神とユダヤ神と一つになりなされて、末代動かん光の世と、影のない光の世といたすのぢゃ、・・・」(光の巻 第六帖)
「・・・イシヤの仕組にかかりて、まだ目さめん臣民ばかり、日本精神と申して卍(ぶつ)の精神や十(きりすと)の精神ばかりぞ。今度は神があるかないかを、ハッキリと神力見せて、イシヤも改心さすのぞ。・・・」(下つ巻 第十六帖)
「アイカギ・・・コノカギハ イシヤト シカ テ ニギルコトゾ・・・」(下つ巻 第二十二帖)
「今度の立て替えは敵と手握らねばならんのぢゃ、・・・」(梅の巻 第一帖)
「十二の流れ、六の流れとなり、三つの流れとなり、二となり、一と成り鳴りて、一つとなり、一つの王で治めるのぢゃぞ、弥栄の仕組、富士と鳴門の仕組、いよいよとなったぞ。・・・」(梅の巻 第二十八帖)
※イシヤとはご存じのとおり石工組合に端を発するフリーメーソンやイルミナティ、最近の呼び名では国際金融資本とかDS(ディープ・ステート(闇の政府))、カバールなどと呼ばれるものなども含まれているように感じられます、また十二の流れとは言うまでもなくイスラエルの十二支族を表しているでしょう
コラム(神界の豆知識)
日本は世界の雛形(日月神示)であり、地球の頂点(シュタイナー言)ですけれども、その日本の中心として富士山がありますので、つまりは富士は世界=地球のヘソであるということが言えます(※富士が日本の中心というのは日本神界の中心軸となっているという意味です)
この日本神界の中心軸であり地球のヘソである富士山には、宇宙最高の根源神*からの霊流がヘソの緒のように降りて来ていますので、日本神界というのは世界における中心的存在であると言える訳です
*宇宙最高の根源神につきましては、「元の元の元の大神」や「元津御神」のように日月神示に書かれておりますけれども、2020年1月13日にあの冥王星と土星が合した日の当日に若くして急逝された第73世武内竹内宿禰こと竹内睦泰氏がご著書にて明らかにしたところの「皇祖元主元無極主大御神(ミオヤモトスミクライヌシノオオミカミ)」であり、大本教の主祭神である「大天主太神(オオモトスメオオミカミ)」と呼ばれる、記紀には記されていない本当の一番最初の根源神のことであり、天之御中主神や国之常立神などは何れもそれらの根源神の神権を各次元界で与えられて中心をなしている神であり、天照大御神もまたそうですけれども、言い方を変えれば元の根源神の各次元界における姿が天之御中主神(宇宙)、国之常立神(地球)、天照大御神(太陽系)とそれぞれの神界に現れた姿なのでもあり、人間というのもまたその直系に当たる存在となります
人間というのは普通の神社の神様よりも、もっと上の最高次元まで通じている特別な存在なのであり、同様ののことはシュタイナーも天使や大天使といった人間よりも上位の存在形態をする霊と比較して人間に関して語っています
悪を抱き参らせる
日月神示におきましては、「悪を抱き参らせる」ことの重要性や「悪を悪と見ることが悪」であることなどが記されていますけれども、これらの事柄といいますのは、現在我々が迎えている状況を好転させていくに際して、極めて重要な鍵となる事柄となります
「・・・神は喜びであるから、人の心から悪を取り除かねば神に通じないぞと教えているが、それは段階の低い教えであるぞ。大道ではないぞ。理屈のつくり出した神であるぞ。大神は大歓喜であるから悪をも抱き参らせているのであるぞ。抱き参らす人の心に、マコトの不動の天国くるぞ。抱き参らせば悪は悪ならずと申してあろうが。・・・」(秋の巻 第一帖)
「・・・悪を悪と見るのが悪。」(秋の巻 第二帖)
「他を愛するは真愛ぞ。己のみ愛するのは自己愛ぞ。自己愛を排してはならん。自己愛を拡げて、大きくして、真愛と合致させねばならん。そこに新しき道開けるのであるぞ。自己愛を悪魔と説くは悪魔ぞ。無き悪魔つくり、生み出すでないぞ。一段昇らねばわからん。」(秋の巻 第六帖)
「外の喜びはその喜びによって悪を増し、内の喜びはその喜びによって善をますなれど、マコトの喜びは外内と一つになり、二つになり、三つになった喜びとならねば、弥栄ないぞ。」(秋の巻 第十帖)
「わかるやうに申すならば、宇宙はゝ真と愛との現われであるぞ。愛と真ではない。ゝ、愛、真、善、智であるが、愛真でもなく、善智でもないぞ。愛と真が善と智と現はれ、喜びとなってはたらき、ゝが加わって弥栄えた生命であるぞ。愛のみというものないぞ、真のみというものないぞ。愛と現はれ真と現われるのであるぞ。人間には現われたものだけよりわからんのであるが、言分けて申すならば愛には真隠れ、真には愛隠れ、その奥にゝがあるのぢゃ。・・・」(白銀の巻 第二帖)
「悪の仕組通り、悪平等、悪公平の選挙で選び出すのざから、出るものは悪に決まっているでないか、悪もよいなれど、悪も神の用(はたら)きであるなれど、悪が表に出ること相ならん。」(星座の巻 第五帖)
「自由も共産も共倒れ、岩戸が開けたのであるから元の元の元のキの道でなくては、魂(たま)の道でなくては立ちては行かん・・・」(星座の巻 第十一帖)
「悪の仕組は、日本魂を根こそぎ抜いてしもうて、日本を外国同様にしておいて、ひと呑みにする計画であるぞ。・・・」(磐戸の巻 第十帖)
「日本の上に立つ者に外国の教え伝えて外国魂にしたのは、今に始まったことではないぞ、外国の性根入れたのが岩戸閉めであるぞ、・・・」(梅の巻 第十一帖)
「外の喜びはその喜びによって悪を増し」とありますのは、西洋的な物質文明の影響により唯物的な世界における快楽に興じることによって、魂が穢れて悪の部分を増していき、外国魂(みたま)となってしまうということであり、現代の日本人のかなり多くの方々は既に多かれ少なかれそのような唯物的な考え方に染まり、外国魂となってしまっています
シュタイナーが、『日本人は古代の霊性の遺産として、精神の柔軟さ・活発さを持っており、それが欧米の唯物論と結び付くと恐ろしいことになる。』と言及しておりますように、唯物化した日本人といいますのは、本来的に唯物的な在り方をする西洋人などと比較して、遙かに危険な状態に置かれることになります
偏った唯物的な見方というのは、人間に内在している精神的な力や愛の力の存在を否定し、唯物的科学的な物事の表面だけを捉える誤った偏見によって、物事の本質が関知できなくなり、一切の真実に対する盲目状態が生じることになってしまう、大変危険な状態に陥るということですけれども、そうした弊害を日本人は特に受けやすいということになります
そのように、真実に関する盲目状態が生じているため、現在、日本人の多くが政府やマスコミの流すデマに簡単に引っかかってしまう訳です
こうしたことは精神状態の在り方の異常性から生じていることでありますので、例え正しい情報を伝えたとしても彼らの目を覚ますことは出来ません
アーリマンという悪魔的存在は、人間の不安や恐れにつけ込んで人間の心に浸透していきながら、人間を高次の精神性から遠ざけて唯物化していくことで最終的には人類全体を支配することを目的としています
人々は恐れや不安の感情から、すがる気持ちで誤った情報を積極的に鵜呑みにし、盲目的に従ってしまいますけれども、そうした人々の目を醒ますことは簡単でなく、まずは生きることに関するあらゆる恐れや不安から解放してあげない限りは、そのような間違った状態から抜け出させることは出来ないでしょう
そこでは、間違った信仰にはまり込んでしまう人達に起きていることとまったく同様なことが起きていることになります
誤った信仰にはまり込む人というのは、人に言えないような何かしらの大きな問題を抱え、その不安に耐え切れずに何かに依存せざるを得ない状況に置かれている訳ですけれども、そうした人々に何を言っても聞く耳を持つ訳がないということはよくお分かりになるでしょう
そうした人達にとって必要なのは、その人に対して親身になってその人が抱えている問題とそこから生じて来る不安を解消してあげることだけであり、問題さえ解消されれば、洗脳などはいとも簡単に解けていくことになるでしょう
しかし、多くの人はそうした人々に対して誤った方法でアプローチをし、その人の信仰を否定することでその人自身を否定し傷つけるようなことばかりをしてしまい、その人にとっては益々自分を守ってくれるのは信仰しかないと思わせることだけに寄与することになり勝ちでしょう
現在、ワクチンに関してもそれと同様のことが行われていて、反対派の多くは国や団体や人の過ちを責めることに多くの力を注いでいるように見受けられますけれども、批判的態度でどのように正しい情報を伝えたところで、先ほどの信仰にはまり込んだ人々の場合と同じように、益々頑なにワクチン信仰や医療信仰に傾斜する結果だけを招くことに兼ねない部分が多々あるようにと感じられます
現在、正しく物事を見れる方が2割程度はおり、不安と恐れから医療信仰にすっかりはまり込んでしまっている人々が2~3割程度かあるいはもっといるでしょうか、そしてその中間には残りの方々がいらっしゃるという感じかも知れませんけれども、その中間にいる日和見的な人々のうち、正常な状態に近い方々だけが真実の情報を与えることによって目覚めさせることができるのでしょう
しかしながら、「悪を悪と見るのが悪」と神示にありますように、人々の中のネガティブな部分や誤った部分に焦点を当てている限りは、悪を改心させるつもりでいて、反対に益々その人々を悪に赴かせるという悪を図らずも実行してしまっているという結果を招いてしまうことになってしまう訳です
わたしが気になりますのは、まだ真実を見ることのできる方々の大半におかれても、依然として肉体本意な考え方に根ざして唯物的な外的な手段に頼ることを第一にしか考えていないという部分となりますけれども、まずは内なる自分と通じ、宇宙(または神)と通じるのでなければ根本的な物事の解決には至らないでしょう
「病神がそこら一面にはびこって、隙さえあれば人民の肉体に飛び込んでしまう計画であるから、よほど気つけておりて下されよ。・・・」(光の巻 第五帖)
「・・・今に病神(やまいがみ)の仕組にかかりている臣民苦しむ時近づいたぞ、病はやるぞ、この病は見当とれん病ぞ、病になりていても、人もわからねば我もわからん病ぞ、今に重くなりて来るとわかりて来るが、その時では間に合わん、手遅れぞ。この方の神示(ふで)よく肚に入れて病追い出せよ、早うせねばフニャフニャ腰になりて四ツン這いで這い廻らなならんことになると申してあろうがな、神の入れものワヤにしているぞ。」(地の巻 第十六帖)
ともかく、すべての鍵はこの日月神示に秘められていますので、まずはこの神示に立ち返ることを第一に皆様にはお勧めしたいとおもいます
以下にも皆様のお役に立ちそうな神示を並べておきます
「自分はよいが、世の中が悪いのぢゃと申しているが、その自分省みよ。自分が神の道にあり、真実であるならば、世の中は悪くないぞ。輝いているぞ。自分にふりかかって来る一切のものは最善のものと思え。如何なる悪いこともそれは最善のものであるぞ。この道理よくわきまえて下されよ。真の神を理解すれば、一切の幸福得られるのぢゃ。世を呪うことは自分を呪うこと、世間や他人を恨むことは自分を恨むこと。このこと悟れば一切はそこから開けてくるぞ。十のもの受けるには十の努力。」(春の巻 第十三帖)
「何事に向ってもまず感謝せよ。ありがたいと思え。始はマネごとでもよいぞ。結構と思え。幸と思え。そこに神の力加わるぞ。道は感謝からぞ。不足申せば不足うつるぞ。心のままとくどう申してあろうが。病気でないと思え。弥栄と思え。病治るモト生まれるぞ。キが元ぞ。何事くるとも何クソと思え。神の力加わるぞ。恐れは恐れ生むぞと申してあろうが。一聞いて十悟らねばならんぞ。今の人民には何事も平面的に説かねばわからんし、平面的では立体のこと、次元の違うことはわからんし、肚で悟りて下されよと申してあろう。」(春の巻 第三十六帖)
「平等とか公平とか申すのは悪魔の罠であるぞ、天地をよく見よ、人民の申すごとき平等も公平もないであろうがな、一寸伸びる草もあれば一尺伸びる草もあるぞ、一寸の草は一寸が、一尺の草は一尺が頂天であるぞ。これが公平であり平等と申すもの。人民は選挙と申す麻薬に酔っているぞ、選挙すればするほど、本質から遠ざかるぞ。他に方法がないと定めてかかるから、悪魔に魅入られているからわからんことになるぞ。世は立体であるのに平面選挙していては相成らんぞ。平面の数で定めてはならん、立体の数に入れよ。」(五葉の巻 第九帖)
「病むことは神から白紙の手紙を頂いたのぢゃと知らしてあろう。心して読めよ。ありがたき神からの手紙ぞ。おろそかならん。 腹八分、二分は先ず捧げよ。運開けるぞ。病治るぞ。」(月光の巻 第十一帖)
「逃げ道つくってから追わねばならん。そなたは相手の逃げ道をふさいでギュウギュウ追い詰めるから逆恨みされるのぢゃ。逆恨みでも恨みは恨みの霊団をつくり出すぞ。悪を抱けよ。消化せよ。浄化せよ。何もかも太神の許し給えるものなるが故に存在する。 そなたは神に凝り固まっているぞ。凝り固まると動きのとれんことになる。一度そなたの持つ神を捨てるとよいぞ。捨てるとつかめるぞ。」(月光の巻 第十二帖)
「禍というものは無いのであるぞ、光を忘れ、光に背くから、嫌なことがおこるのぢゃ、影がさすのぢゃ、禍とか悲しみとかいう暗いものがないのがマコトであるぞ、中心は無と申してあろう。中心は見えんから、わからんから、外のカスばかり見ているからつまらんことで、つまらんことが起ってくるのぞ、その見えぬ力が永遠の生命と現われるのであるぞ、見えるものは有限ぢゃ。この世の大泥棒を高山(たかやま)ぢゃと申して、この世を自由にさせておいてよいのか、元の元の元をよく見極め、中の中の中の見えぬものを掴まねばならんぞ、そこから正さねば外側からばかり清めても何もならん。」(碧玉の巻 第六帖)
おわりに
今回はそれなりの分量になって来ましたので、この辺で終わりとさせていただきたいと思います
次々と新しい困難な局面を迎えている中で、今、最も皆さまの力となり得るものは何かと考え、今回は日月神示について触れることに致しました
既に馴染みのある方もいらっしゃるかと思いますけれども、現在の状況に関して示唆的な内容も多く含まれていると感じられ、世界最高峰の神霊学書、神秘学書であり自己啓発書とも言い得るものですので、是非この機会に再び読み直されたり新たに読まれるなどしていただければと思います
ネット上でも全文を掲載しているサイトが幾つも見つかりますけれども、今回の出典元としましたのは次の書籍となります
シュタイナーの書物で語られている内容と日月神示で語られる内容には、非常に似通った部分が幾つかあるのですけれども、何れ機会があればそうした観点からも触れて見たいと思います
ちなみに、日月神示を自動書記された岡本天明氏(1897ー1963年)とルドルフ・シュタイナー(1861-1925年)とは同時代人ですので、シュタイナーも日月神示を降ろした国之常立神の霊流を直接的または間接的に受けていたものかも知れませんし、同じく同時代人である中村天風師(1876-1968年)の仰っていた事柄に近い内容というのも神示では結構見受けられます
ということで、本日も纏まらない内容となったかも知れず、あまり読みやすくもないかも知れませんけれども、最後まで辛抱強くお読みいただきまして、誠に有り難うございました